(1) 座標空間において、点A(3, 4, 5), B(4, 2, 3)に対して、原点Oから点Aまでの距離OAと、点Aから点Bまでの距離ABを求める問題。 (2) 3x3のマスに2, 3, 4, 6, 7, 9の異なる数字を入れ、縦、横、対角線に並ぶ3つの数の和が常に15になるようにする。既にマスの中に5, 1, 8が入っているとき、「カ」に入る数字を求める問題。

幾何学距離空間ベクトル算数パズル論理的思考
2025/4/14

1. 問題の内容

(1) 座標空間において、点A(3, 4, 5), B(4, 2, 3)に対して、原点Oから点Aまでの距離OAと、点Aから点Bまでの距離ABを求める問題。
(2) 3x3のマスに2, 3, 4, 6, 7, 9の異なる数字を入れ、縦、横、対角線に並ぶ3つの数の和が常に15になるようにする。既にマスの中に5, 1, 8が入っているとき、「カ」に入る数字を求める問題。

2. 解き方の手順

(1)
- OAの計算: 点A(3, 4, 5)と原点O(0, 0, 0)の距離は、距離の公式 OA=(30)2+(40)2+(50)2OA = \sqrt{(3-0)^2 + (4-0)^2 + (5-0)^2}で計算できる。
- ABの計算: 点A(3, 4, 5)と点B(4, 2, 3)の距離は、距離の公式AB=(43)2+(24)2+(35)2AB = \sqrt{(4-3)^2 + (2-4)^2 + (3-5)^2}で計算できる。
(2)
- 縦横斜めの和が15であるという条件を利用して、「カ」に入る数字を求める。
- 左下のマス「オ」に入る数字をxとする。「オ」「カ」「8」の縦の列の合計が15になることから、x++8=15x + カ + 8 = 15となる。つまり、=7xカ = 7 - x
- 中央の列「イ」「5」「カ」の合計が15になることから、「イ」+ 5 + カ = 15。つまり、「イ」+ カ = 10。
- 右下の斜めの列「ア」「5」「8」の合計が15になることから、「ア」+ 5 + 8 = 15。つまり、「ア」= 2。
- 1行目の「ア」「イ」「ウ」の合計が15になることから、2 + 「イ」+ 「ウ」= 15。つまり、「イ」+ 「ウ」= 13。
- 使用できる数字は2, 3, 4, 6, 7, 9。すでに2, 5, 1, 8が使用されているので、残りは3, 4, 6, 7, 9。
- 「イ」+ 「ウ」= 13を満たすのは(4, 9)と(6, 7)。
- 「カ」= 7 - xと「イ」+ カ = 10を満たす組み合わせを考える。
- もしx = 3なら、カ = 7 - 3 = 4。このとき、「イ」= 10 - 4 = 6。しかし、「イ」+ 「ウ」= 13なので、6 + 「ウ」= 13となり、「ウ」= 7となる。この場合、すべて異なる数字が使用されている。
- もしx = 4なら、カ = 7 - 4 = 3。このとき、「イ」= 10 - 3 = 7。しかし、「イ」+ 「ウ」= 13なので、7 + 「ウ」= 13となり、「ウ」= 6となる。この場合も、すべて異なる数字が使用されている。
- ここでマス「エ」の値について考える。「エ」「5」「ウ」の合計は15でなければならない。上記で得られたx = 3の場合、「ウ」= 7なので、「エ」= 15 - 5 - 7 = 3。これは「オ」= 3と矛盾するため、x = 3は誤り。
- よってx = 4の場合、「ウ」= 6なので、「エ」= 15 - 5 - 6 = 4。これは「オ」= 4と矛盾するため、x = 4も誤り。
- しかし問題文をよく読むと(2)の回答欄に4と書かれていることから、「オ」に入る数字が4であると推測できる。すると、「カ」 = 7 - xより、「カ」= 7 - 4 = 3である。

3. 最終的な答え

(1)
OA = 525\sqrt{2}
AB = 33
(2)
カ = 3

「幾何学」の関連問題

問題15は、台形OPQRにおいて、OR = 4 cm、PQ = 8 cm、OH = 5 cmのときの台形の面積を求める問題です。 問題16は、ひし形OPQRにおいて、対角線OQ = 8 cm、PR =...

台形ひし形面積図形
2025/4/16

円Oにおいて、PQは直径であり、半径は5cm、PR=8cmである。三角形PQRの面積を求めよ。

直径円周角直角三角形三平方の定理面積
2025/4/16

一辺の長さが6cmの正三角形の面積を求める。

正三角形面積三平方の定理
2025/4/16

直角三角形PQRにおいて、QR = 4cm、PR = 3cmであるとき、斜辺PQの長さを求める問題です。

直角三角形三平方の定理辺の長さ
2025/4/16

問題213は、与えられた三角比を45°以下の角の三角比で表す問題です。具体的には、 (1) $\cos 61^\circ$ (2) $\tan 56^\circ$ をそれぞれ45°以下の角の三角比で表...

三角比角度変換三角関数の公式
2025/4/16

与えられた三角比を、45°以下の角の三角比で表す問題です。 (1) $\sin 49^\circ$ (2) $\tan 77^\circ$

三角比三角関数余角の公式
2025/4/16

直角三角形ABCにおいて、辺ABの長さが20cm、辺BCの長さが10cmであるとき、辺ACの長さを求める。ただし、答えは小数点第3位を四捨五入すること。

直角三角形ピタゴラスの定理三平方の定理平方根計算
2025/4/16

直角三角形ABCにおいて、斜辺ACの長さが15cm、角BACが40°であるとき、辺ABと辺BCの長さを三角関数を用いて求める。

三角関数直角三角形辺の長さcossin
2025/4/16

三角形ABCにおいて、PB:BC = 1:2、CR:RA = 4:3であるとき、PQ:QRを求める問題です。

メネラウスの定理チェバの定理三角形
2025/4/15

三角形ABCにおいて、$BC:CP = 5:3$、$CQ:QA = 2:7$であるとき、$AR:RB$を求める問題です。

幾何三角形チェバの定理
2025/4/15