1. 問題の内容
直径10cmの円に内接する正六角形について、中心角(あ)の角度、内角(い)の角度、そして正六角形の辺の長さをそれぞれ求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 角の大きさについて
* 中心角(あ)について: 正六角形は、円の中心を頂点とする合同な6つの二等辺三角形に分割できます。円の中心角は360度なので、中心角(あ)は です。
* 内角(い)について: 正六角形の内角の和は です。正六角形は6つの角が等しいので、1つの内角(い)は です。
別解として、中心を通る三角形を考えると二等辺三角形であり、あ の角が なので、残りの二つの角は となる。これは正三角形であるから、内角は である。
(2) 正六角形の辺の長さについて
中心から各頂点に線を引くと、正六角形は6つの正三角形に分割されることがわかります。円の半径は直径の半分なので、 です。正三角形の一辺の長さは円の半径に等しいので、正六角形の辺の長さは です。
3. 最終的な答え
* あ の角: 60度
* い の角: 120度
* 正六角形の辺の長さ: 5 cm