数字 2, 3, 5, 7 が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ、合計4枚ある。この4枚のカードから1枚ずつ3回続けて取り出し、取り出した順に左から右へ並べて3桁の整数を作る。以下の確率または場合の数を求めよ。 (1) 3桁の整数のすべての数 (2) その整数が5の倍数になる確率 (3) その整数が奇数になる確率 (4) その整数が500より大きくなる確率 (5) その整数の百の位の数を a, 十の位の数を b, 一の位の数を c とするとき、a < b < c となる確率
2025/4/10
以下に問題の解答を示します。
1. 問題の内容
数字 2, 3, 5, 7 が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ、合計4枚ある。この4枚のカードから1枚ずつ3回続けて取り出し、取り出した順に左から右へ並べて3桁の整数を作る。以下の確率または場合の数を求めよ。
(1) 3桁の整数のすべての数
(2) その整数が5の倍数になる確率
(3) その整数が奇数になる確率
(4) その整数が500より大きくなる確率
(5) その整数の百の位の数を a, 十の位の数を b, 一の位の数を c とするとき、a < b < c となる確率
2. 解き方の手順
(1) 3桁の整数のすべての数
1桁目は4通りの選択肢があり、2桁目は残りの3通りの選択肢があり、3桁目は残りの2通りの選択肢があるので、
通り。
(2) その整数が5の倍数となる確率
3桁の整数が5の倍数になるには、一の位が5である必要がある。一の位が5である場合の数は、1桁目が3通り、2桁目が2通りなので、
通り。
したがって、確率は 。
(3) その整数が奇数となる確率
3桁の整数が奇数になるには、一の位が3, 5, 7のいずれかである必要がある。
* 一の位が3の場合:1桁目は3通り、2桁目は2通りなので、 通り。
* 一の位が5の場合:1桁目は3通り、2桁目は2通りなので、 通り。
* 一の位が7の場合:1桁目は3通り、2桁目は2通りなので、 通り。
合計で 通り。
したがって、確率は 。
(4) その整数が500より大きくなる確率
3桁の整数が500より大きくなるには、百の位が5または7である必要がある。
* 百の位が5の場合:十の位は3通り、一の位は2通りなので、通り。
* 百の位が7の場合:十の位は3通り、一の位は2通りなので、通り。
合計で 通り。
したがって、確率は 。
(5) その整数の百の位の数を a, 十の位の数を b, 一の位の数を c とするとき、a < b < c となる確率
a < b < cとなる組み合わせは、(2, 3, 5), (2, 3, 7), (2, 5, 7), (3, 5, 7) の4通り。
したがって、確率は 。
3. 最終的な答え
(1) 24通り
(2)
(3)
(4)
(5)