三角形ABCにおいて、$AB=5$, $BC=\sqrt{39}$, $CA=2$である。 (1) $\angle A$の大きさと$\triangle ABC$の面積を求める。 (2) $\triangle ABC$の外接円Oの半径を求める。 (3) $\angle A$の二等分線と円Oの交点のうち、Aと異なる点をDとする。 (i) $BD$と$AD$の長さを求める。 (ii) 線分$AD$と辺$BC$の交点をEとするとき、$DE$の長さを求める。
2025/4/10
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。
(1) の大きさとの面積を求める。
(2) の外接円Oの半径を求める。
(3) の二等分線と円Oの交点のうち、Aと異なる点をDとする。
(i) との長さを求める。
(ii) 線分と辺の交点をEとするとき、の長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 余弦定理を用いてを求める。
したがって、
の面積Sは、
(2) 正弦定理を用いて外接円の半径Rを求める。
(3) (i)
円周角の定理より、
は正三角形なので、
で正弦定理を用いると、
円周角の定理より,
したがっては正三角形。ゆえに
,
で正弦定理より、
(ii) において、なので、角の二等分線の定理より、
はの二等分線であるから、であり、にメネラウスの定理を用いて、
,,
より、
、
,
方べきの定理より、
より、
3. 最終的な答え
(1) , の面積 =
(2) 外接円の半径 =
(3) (i) ,
(ii)