問題は2つあります。 (1) ある正方形の隣り合った2辺をそれぞれ2cm, 3cm伸ばした長方形の面積が、元の正方形の面積の2倍になるとき、元の正方形の一辺の長さを求める。 (2) 2次方程式 $x^2 + (1-a)x - 12 = 0$ の解の一つが3であるとき、定数 $a$ の値と他の解を求める。

代数学二次方程式正方形面積因数分解解の代入
2025/3/6

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) ある正方形の隣り合った2辺をそれぞれ2cm, 3cm伸ばした長方形の面積が、元の正方形の面積の2倍になるとき、元の正方形の一辺の長さを求める。
(2) 2次方程式 x2+(1a)x12=0x^2 + (1-a)x - 12 = 0 の解の一つが3であるとき、定数 aa の値と他の解を求める。

2. 解き方の手順

(1) 正方形の一辺の長さを xx とすると、長方形の面積は (x+2)(x+3)(x+2)(x+3) と表せる。
正方形の面積は x2x^2 である。
問題文より、(x+2)(x+3)=2x2 (x+2)(x+3) = 2x^2 が成り立つ。
これを展開して整理すると、
x2+5x+6=2x2x^2 + 5x + 6 = 2x^2
x25x6=0x^2 - 5x - 6 = 0
(x6)(x+1)=0(x-6)(x+1) = 0
x=6,1x = 6, -1
正方形の一辺の長さは正であるから、x=6x=6
(2) 2次方程式 x2+(1a)x12=0x^2 + (1-a)x - 12 = 0 の解の一つが3であるから、x=3x=3を代入すると、
32+(1a)312=03^2 + (1-a)3 - 12 = 0
9+33a12=09 + 3 - 3a - 12 = 0
123a12=012 - 3a - 12 = 0
3a=0-3a = 0
a=0a = 0
したがって、2次方程式は x2+x12=0x^2 + x - 12 = 0 となる。
因数分解すると (x+4)(x3)=0(x+4)(x-3) = 0
よって、解は x=3,4x = 3, -4
したがって、他の解は x=4x = -4

3. 最終的な答え

(1) 元の正方形の一辺の長さ:66
(2) aa の値:00
他の解:4-4

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