1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDにおいて、、が与えられているとき、の大きさを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、を求めます。は円周角であり、弧ACに対する円周角です。同様に、も弧ACに対する円周角なので、となります。
次に、を求めます。三角形QCDにおいて、内角の和は180°なので、となります。はと同じなので、であり、となります。
また、なので、となります。
ここで、四角形ABCDは円に内接しているので、対角の和は180°です。したがって、となります。
なので、となり、です。
したがって、となります。
四角形ABCDが円に内接しているので、です。
したがって、となります。
となります。
ここで、を考えると、なので、となり、です。
三角形ADQを考えると、、なので、となり、矛盾が生じます。
である。
四角形ABCDは円に内接しているので、である。
また、は、とに分けられる。であり、三角形CDQの内角の和から、。また、で、だから、。よって、なので、。これは矛盾するので、三角形CDQの構成がおかしい。
点PからCに線を引くと、は円周角である。
より、
より、
三角形ADQより、
3. 最終的な答え
∠DAB = 94°