四角形ABCDが円に内接しており、$\angle P = 28^\circ$、$\angle Q = 58^\circ$であるとき、$\angle DAB$の大きさを求める。

幾何学円に内接する四角形角度幾何
2025/4/10

1. 問題の内容

四角形ABCDが円に内接しており、P=28\angle P = 28^\circQ=58\angle Q = 58^\circであるとき、DAB\angle DABの大きさを求める。

2. 解き方の手順

まず、ACB\angle ACBを求める。ACB\angle ACBP\angle Pと等しいので、ACB=28\angle ACB = 28^\circとなる。
次に、CAD\angle CADを求める。三角形ACQにおいて、AQC+ACQ+CAQ=180\angle AQC + \angle ACQ + \angle CAQ = 180^\circであり、AQC=58\angle AQC = 58^\circACQ=ACB=28\angle ACQ = \angle ACB = 28^\circだから、
CAQ=1805828=94\angle CAQ = 180^\circ - 58^\circ - 28^\circ = 94^\circとなる。
よって、CAD=94\angle CAD = 94^\circである。
円に内接する四角形の性質より、対角の和は180°である。したがって、DAB+DCB=180\angle DAB + \angle DCB = 180^\circである。
DCB=QCB=QCA+ACB\angle DCB = \angle QCB = \angle QCA + \angle ACB
ここでQCA\angle QCA5858^\circなので
DCB=QCA+ACB=58+28=86\angle DCB = \angle QCA + \angle ACB = 58^\circ + 28^\circ = 86^\circとなる。
したがって、DAB=180DCB=18086=94\angle DAB = 180^\circ - \angle DCB = 180^\circ - 86^\circ = 94^\circとなる。

3. 最終的な答え

DAB=94\angle DAB = 94^\circ

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