整式 $x^3 - 2x^2 + 5x - 6$ を $x - 3$ で割った余りを求める問題です。

代数学剰余の定理多項式因数定理代数
2025/4/10

1. 問題の内容

整式 x32x2+5x6x^3 - 2x^2 + 5x - 6x3x - 3 で割った余りを求める問題です。

2. 解き方の手順

剰余の定理を利用します。剰余の定理とは、整式 P(x)P(x)xax-a で割ったときの余りは P(a)P(a) である、というものです。
この問題では、P(x)=x32x2+5x6P(x) = x^3 - 2x^2 + 5x - 6 であり、xa=x3x-a = x-3 なので、a=3a = 3 です。
したがって、求める余りは P(3)P(3) です。
xx に 3 を代入して計算します。
P(3)=332(32)+5(3)6P(3) = 3^3 - 2(3^2) + 5(3) - 6
P(3)=272(9)+156P(3) = 27 - 2(9) + 15 - 6
P(3)=2718+156P(3) = 27 - 18 + 15 - 6
P(3)=9+156P(3) = 9 + 15 - 6
P(3)=246P(3) = 24 - 6
P(3)=18P(3) = 18

3. 最終的な答え

18

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