$AB = 100m$, $\angle CAD = 60^\circ$, $\angle DAB = 15^\circ$, $\angle DBA = 45^\circ$ のとき、ビルの高さ $CD$ を求める問題です。

幾何学正弦定理三角比三角形高さ角度
2025/3/13

1. 問題の内容

AB=100mAB = 100m, CAD=60\angle CAD = 60^\circ, DAB=15\angle DAB = 15^\circ, DBA=45\angle DBA = 45^\circ のとき、ビルの高さ CDCD を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABDに着目します。
ADB=180(DAB+DBA)=180(15+45)=120\angle ADB = 180^\circ - (\angle DAB + \angle DBA) = 180^\circ - (15^\circ + 45^\circ) = 120^\circ
正弦定理より、
ABsinADB=ADsinDBA\frac{AB}{\sin \angle ADB} = \frac{AD}{\sin \angle DBA}
AB=100AB = 100 なので、
100sin120=ADsin45\frac{100}{\sin 120^\circ} = \frac{AD}{\sin 45^\circ}
AD=100sin45sin120=1002232=10023=10063AD = \frac{100 \sin 45^\circ}{\sin 120^\circ} = \frac{100 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{100\sqrt{2}}{\sqrt{3}} = \frac{100\sqrt{6}}{3}
次に、三角形ACDに着目します。
CAD=60\angle CAD = 60^\circ なので、
tan60=CDAD\tan 60^\circ = \frac{CD}{AD}
CD=ADtan60=100633=100183=100323=1002CD = AD \tan 60^\circ = \frac{100\sqrt{6}}{3} \cdot \sqrt{3} = \frac{100\sqrt{18}}{3} = \frac{100 \cdot 3\sqrt{2}}{3} = 100\sqrt{2}

3. 最終的な答え

CD=1002 mCD = 100\sqrt{2} \ m

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