与えられた関数のグラフを描画する問題です。関数は $y = 5\log x + 3$ で与えられています。ここで、$\log$ は常用対数(底が10)を表すと仮定します。

解析学対数関数グラフ関数のグラフ常用対数定義域
2025/4/11

1. 問題の内容

与えられた関数のグラフを描画する問題です。関数は y=5logx+3y = 5\log x + 3 で与えられています。ここで、log\log は常用対数(底が10)を表すと仮定します。

2. 解き方の手順

グラフを描画するためには、いくつかの代表的な xx の値に対する yy の値を計算し、それらの点をプロットし、滑らかな曲線で繋ぐのが基本的な手順です。ただし、logx\log xx>0x > 0 でのみ定義されることに注意する必要があります。
ステップ1: 定義域の確認
まず、xx の定義域は x>0x > 0 です。
ステップ2: 代表的な点の計算
いくつかの xx の値に対する yy の値を計算します。
- x=1x = 1 のとき: y=5log(1)+3=5(0)+3=3y = 5\log(1) + 3 = 5(0) + 3 = 3
- x=10x = 10 のとき: y=5log(10)+3=5(1)+3=8y = 5\log(10) + 3 = 5(1) + 3 = 8
- x=100x = 100 のとき: y=5log(100)+3=5(2)+3=13y = 5\log(100) + 3 = 5(2) + 3 = 13
- x=0.1x = 0.1 のとき: y=5log(0.1)+3=5(1)+3=2y = 5\log(0.1) + 3 = 5(-1) + 3 = -2
- x=0.01x = 0.01 のとき: y=5log(0.01)+3=5(2)+3=7y = 5\log(0.01) + 3 = 5(-2) + 3 = -7
ステップ3: プロットとグラフの描画
計算した点をグラフにプロットし、滑らかな曲線で繋ぎます。xx が小さくなるにつれて、yy は負の方向に無限に小さくなることに注意してください。また、x=0x = 0 では関数が定義されていないため、yy 軸に漸近します。

3. 最終的な答え

この問題は具体的な値を求める問題ではありません。与えられた関数 y=5logx+3y = 5\log x + 3 のグラフを描くことが目的です。
グラフを描画する際には、計算した点 (1,3)(1, 3), (10,8)(10, 8), (100,13)(100, 13), (0.1,2)(0.1, -2), (0.01,7)(0.01, -7) などを参考にし、x>0x > 0 の範囲で滑らかな曲線を描きます。
グラフは、xx が正の方向に大きくなるほど、yy も大きくなりますが、xx00 に近づくほど、yy は負の方向に無限に小さくなります。

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