複合不等式 $x-2 \le 3-4x < 2x-1$ を解き、9と10に当てはまる不等号を選択肢から選ぶ問題です。そして、11に当てはまる数を求める問題です。

代数学不等式絶対値
2025/4/12
## (3) の問題

1. 問題の内容

複合不等式 x234x<2x1x-2 \le 3-4x < 2x-1 を解き、9と10に当てはまる不等号を選択肢から選ぶ問題です。そして、11に当てはまる数を求める問題です。

2. 解き方の手順

この複合不等式は、次の二つの不等式を同時に満たす xx の範囲を求める問題と考えることができます。
(i) x234xx-2 \le 3-4x
(ii) 34x<2x13-4x < 2x-1
(i) について:
x234xx-2 \le 3-4x
x+4x3+2x+4x \le 3+2
5x55x \le 5
x1x \le 1
(ii) について:
34x<2x13-4x < 2x-1
3+1<2x+4x3+1 < 2x+4x
4<6x4 < 6x
46<x\frac{4}{6} < x
23<x\frac{2}{3} < x
したがって、複合不等式の解は 23<x1\frac{2}{3} < x \le 1 となります。
230.666...\frac{2}{3} \approx 0.666...
1=77=881 = \frac{7}{7} = \frac{8}{8}
選択肢より、78\frac{7}{8} が解答の一つだと考えられます。
23<x1\frac{2}{3} < x \le 1 を選択肢の形に合わせます。
23<x\frac{2}{3} < x に相当する不等号を選択肢から探すと、選択肢①の > (大なり)が逆向きなので誤り。選択肢②の < (小なり)も向きが違うので誤り。選択肢③の \ge (大なりイコール)は向きも記号も違うので誤り。したがって、当てはまる不等号は②の<<です。つまり, 2/3<x2/3 < xx>2/3x>2/3と書き換える必要があります。よって、9には>が入ります。
x1x \le 1に相当する不等号を選択肢から探すと、選択肢①の > (大なり)は向きが違うので誤り。選択肢②の < (小なり)も向きが違うので誤り。選択肢③の \ge (大なりイコール)は向きが違うので誤り。したがって、当てはまる不等号は④の\leです。つまり,x1x \le 1に書き換えます。よって、10には\leが入ります。
11には1が入ります。

3. 最終的な答え

9:①
10:④
11:1
## (4) の問題

1. 問題の内容

絶対値不等式 52x<7|5-2x| < 7 を解き、12に当てはまる選択肢を選ぶ問題です。そして、13, 14, 15に入る適切な数字を求める問題です。

2. 解き方の手順

絶対値の定義より、 52x<7|5-2x| < 77<52x<7-7 < 5-2x < 7 と同値です。
まず、 7<52x-7 < 5-2x を解きます。
75<2x-7 - 5 < -2x
12<2x-12 < -2x
6>x6 > x (両辺を-2で割ると不等号の向きが変わります)
x<6x < 6
次に、 52x<75-2x < 7 を解きます。
2x<75-2x < 7-5
2x<2-2x < 2
x>1x > -1 (両辺を-2で割ると不等号の向きが変わります)
したがって、1<x<6-1 < x < 6 が解となります。
選択肢から 1<x<6-1 < x < 6 に最も近いものを探します。選択肢②が最も近いです。
よって13:-1, 14:<, 15:6 となります。

3. 最終的な答え

12:②
13:-1
14:<
15:6

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