## (3) の問題
1. 問題の内容
複合不等式 を解き、9と10に当てはまる不等号を選択肢から選ぶ問題です。そして、11に当てはまる数を求める問題です。
2. 解き方の手順
この複合不等式は、次の二つの不等式を同時に満たす の範囲を求める問題と考えることができます。
(i)
(ii)
(i) について:
(ii) について:
したがって、複合不等式の解は となります。
選択肢より、 が解答の一つだと考えられます。
を選択肢の形に合わせます。
に相当する不等号を選択肢から探すと、選択肢①の > (大なり)が逆向きなので誤り。選択肢②の < (小なり)も向きが違うので誤り。選択肢③の (大なりイコール)は向きも記号も違うので誤り。したがって、当てはまる不等号は②のです。つまり, をと書き換える必要があります。よって、9には>が入ります。
に相当する不等号を選択肢から探すと、選択肢①の > (大なり)は向きが違うので誤り。選択肢②の < (小なり)も向きが違うので誤り。選択肢③の (大なりイコール)は向きが違うので誤り。したがって、当てはまる不等号は④のです。つまり,に書き換えます。よって、10にはが入ります。
11には1が入ります。
3. 最終的な答え
9:①
10:④
11:1
## (4) の問題
1. 問題の内容
絶対値不等式 を解き、12に当てはまる選択肢を選ぶ問題です。そして、13, 14, 15に入る適切な数字を求める問題です。
2. 解き方の手順
絶対値の定義より、 は と同値です。
まず、 を解きます。
(両辺を-2で割ると不等号の向きが変わります)
次に、 を解きます。
(両辺を-2で割ると不等号の向きが変わります)
したがって、 が解となります。
選択肢から に最も近いものを探します。選択肢②が最も近いです。
よって13:-1, 14:<, 15:6 となります。
3. 最終的な答え
12:②
13:-1
14:<
15:6