円 $(x+2)^2 + (y-5)^2 = 10$ と直線 $x + 3y = k$ が共有点を持つような定数 $k$ の値の範囲を求める。

幾何学直線共有点距離不等式
2025/4/12

1. 問題の内容

(x+2)2+(y5)2=10(x+2)^2 + (y-5)^2 = 10 と直線 x+3y=kx + 3y = k が共有点を持つような定数 kk の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

(x+2)2+(y5)2=10(x+2)^2 + (y-5)^2 = 10 の中心は (2,5)(-2, 5)、半径は 10\sqrt{10} である。
円と直線が共有点を持つ条件は、円の中心と直線の距離 dd が半径 10\sqrt{10} 以下であることである。
(2,5)(-2, 5) と直線 x+3yk=0x+3y-k=0 の距離 dd は、
d=(2)+3(5)k12+32=13k10d = \frac{|(-2) + 3(5) - k|}{\sqrt{1^2 + 3^2}} = \frac{|13 - k|}{\sqrt{10}}
共有点を持つ条件 d10d \le \sqrt{10} は、
13k1010\frac{|13 - k|}{\sqrt{10}} \le \sqrt{10}
13k10|13 - k| \le 10
1013k10-10 \le 13 - k \le 10
1013k1013-10 - 13 \le -k \le 10 - 13
23k3-23 \le -k \le -3
3k233 \le k \le 23

3. 最終的な答え

3k233 \le k \le 23

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