直線 $l: y = x+2$ と $m: y = -2x+8$ がある。Aは $l$ と $m$ の交点、Bは $x$ 軸上にあり、Aと $x$ 座標が等しい点である。また、直線 $n: x = k$ ($k > 2$)がある。P, Q, R は、それぞれ直線 $l$, $m$, $x$ 軸と $n$ の交点である。 (1) 点Aの座標を求める。 (2) 線分 BR, PQ の長さについて、$PQ = 3BR$ であることを証明する。

幾何学直線座標交点距離図形
2025/4/12

1. 問題の内容

直線 l:y=x+2l: y = x+2m:y=2x+8m: y = -2x+8 がある。Aは llmm の交点、Bは xx 軸上にあり、Aと xx 座標が等しい点である。また、直線 n:x=kn: x = kk>2k > 2)がある。P, Q, R は、それぞれ直線 ll, mm, xx 軸と nn の交点である。
(1) 点Aの座標を求める。
(2) 線分 BR, PQ の長さについて、PQ=3BRPQ = 3BR であることを証明する。

2. 解き方の手順

(1) 点Aは2直線 llmm の交点なので、連立方程式を解く。
y=x+2y = x+2
y=2x+8y = -2x+8
上式と下式をイコールで結び、x+2=2x+8x+2 = -2x+8
3x=63x = 6
x=2x = 2
y=x+2=2+2=4y = x+2 = 2+2 = 4
したがって、Aの座標は (2,4)(2, 4)
(2) 点Bの座標は A の xx 座標と同じなので、(2,0)(2, 0)
点Rの座標は直線 n:x=kn: x=kxx 軸との交点なので、(k,0)(k, 0)
したがって、BR=k2BR = k - 2
点Pの座標は直線 l:y=x+2l: y=x+2 と直線 n:x=kn: x=k の交点なので、(k,k+2)(k, k+2)
点Qの座標は直線 m:y=2x+8m: y=-2x+8 と直線 n:x=kn: x=k の交点なので、(k,2k+8)(k, -2k+8)
したがって、PQ=(k+2)(2k+8)=k+2+2k8=3k6=3(k2)PQ = (k+2) - (-2k+8) = k+2+2k-8 = 3k - 6 = 3(k-2)
PQ=3(k2)=3BRPQ = 3(k-2) = 3BR

3. 最終的な答え

(1) A (2,4)(2, 4)
(2) 線分 BR=k2BR = k - 2
線分 PQ=3(k2)PQ = 3(k - 2)
よって、PQ=3BRPQ = 3BR が証明された。

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