1つのサイコロを1の目が2回出るまで投げる。ちょうど4回投げて終了する確率を求めよ。

確率論・統計学確率サイコロ反復試行条件付き確率
2025/3/13

1. 問題の内容

1つのサイコロを1の目が2回出るまで投げる。ちょうど4回投げて終了する確率を求めよ。

2. 解き方の手順

ちょうど4回で終了するということは、4回目の試行で2回目の1の目が出なければならない。したがって、最初の3回の試行で1の目が1回だけ出て、4回目に1の目が出ればよい。
まず、1の目が出る確率は 1/61/6 、1の目が出ない確率は 5/6 5/6 である。
最初の3回で1の目が1回だけ出る確率は、以下の通りである。
3回のうちどの回で1の目が出るかで場合分けすると、
3C1(16)(56)2=3×16×2536=75216 {}_3C_1 (\frac{1}{6}) (\frac{5}{6})^2 = 3 \times \frac{1}{6} \times \frac{25}{36} = \frac{75}{216}
次に、4回目に1の目が出る確率は 1/6 1/6 である。
したがって、ちょうど4回で終了する確率は、最初の3回で1の目が1回だけ出て、4回目に1の目が出る確率を掛け合わせればよい。
75216×16=751296=25432 \frac{75}{216} \times \frac{1}{6} = \frac{75}{1296} = \frac{25}{432}

3. 最終的な答え

25432\frac{25}{432}

「確率論・統計学」の関連問題

2つのチームGとHが6回試合をする。各試合でHが勝つ確率は$\frac{2}{3}$、Gが勝つ確率は$\frac{1}{3}$であり、引き分けはないものとする。 (1) 6回の試合終了後に、Hが合計3...

確率二項分布場合の数カタラン数
2025/4/25

4個のサイコロを同時に投げるとき、出る目の積をXとする。 (1) Xが偶数となる確率を求めよ。 (2) Xが25の倍数となる確率を求めよ。 (3) Xが100の倍数となる確率を求めよ。

確率サイコロ倍数
2025/4/25

8個の文字 A, A, B, B, C, C, D, E を横一列に並べるとき、以下の問いに答えます。 (1) 並べ方は全部で何通りあるか。 (2) A と A が隣り合い、B と B が隣り合い、C...

順列組み合わせ場合の数包除原理
2025/4/25

8個の文字A, A, B, B, C, C, D, Eを横一列に並べるとき、次の問いに答える。 (1) 並べ方は全部で何通りあるか。 (2) AとAが隣り合い、BとBが隣り合い、CとCが隣り合うような...

順列組み合わせ場合の数包除原理
2025/4/25

4個のサイコロを同時に投げたとき、出る目の積を$X$とする。 (1) $X$が偶数となる確率を求める。 (2) $X$が25の倍数となる確率を求める。 (3) $X$が100の倍数となる確率を求める。

確率サイコロ場合の数
2025/4/25

8個の文字A, A, B, B, C, C, D, Eを横一列に並べるとき、以下の問いに答えます。 (1) 並べ方は全部で何通りあるか。 (2) AとAが隣り合い、BとBが隣り合い、CとCが隣り合うよ...

順列組み合わせ同じものを含む順列包除原理
2025/4/25

3つの異なるサイコロを同時に投げたとき、出た目の和が4の倍数になる場合の数を求める問題です。

確率場合の数サイコロ
2025/4/25

問題は2つあります。 (1) GとHが試合を行い、6回後に初めてGとHの勝ち数が等しくなる確率を求めます。 (2) 6回の試合終了後、常にHがGより1勝以上リードしている確率を求めます。

確率二項係数カタラン数試合リード
2025/4/25

2つのチームGとHが6回試合をする。Hが勝つ確率は $2/3$ 、Gが勝つ確率は $1/3$ である。引き分けはないものとする。以下の問いに答える。 (1) 6回の試合終了後に、Hが合計3勝している確...

確率二項分布カタラン数試合
2025/4/25

異なる3個のサイコロを同時に投げたとき、出た目の和が6の倍数になる場合の数を求めます。

確率組み合わせサイコロ場合の数
2025/4/25