(6) 2点 $(-1, -11)$, $(2, 10)$ を通る直線の式を求めます。 (7) 直角三角形 ABC において、$\angle C = 90^\circ$, $BC = 4$ cm, $AC = 8$ cm のとき、斜辺 AB の長さを求めます。 (8) $25x^2 - 30xy + 9y^2$ を因数分解します。

代数学一次関数三平方の定理因数分解連立方程式
2025/3/14
以下に問題 (6), (7), (8) の解答を示します。

1. 問題の内容

(6) 2点 (1,11)(-1, -11), (2,10)(2, 10) を通る直線の式を求めます。
(7) 直角三角形 ABC において、C=90\angle C = 90^\circ, BC=4BC = 4 cm, AC=8AC = 8 cm のとき、斜辺 AB の長さを求めます。
(8) 25x230xy+9y225x^2 - 30xy + 9y^2 を因数分解します。

2. 解き方の手順

(6)
まず、直線の式を y=ax+by = ax + b とおきます。
2点 (1,11)(-1, -11)(2,10)(2, 10) を通るので、以下の連立方程式が成り立ちます。
11=a(1)+b-11 = a(-1) + b
10=a(2)+b10 = a(2) + b
これを解きます。
一つ目の式から、b=a11b = a - 11 を得ます。
これを二つ目の式に代入すると、
10=2a+a1110 = 2a + a - 11
3a=213a = 21
a=7a = 7
したがって、b=711=4b = 7 - 11 = -4
よって、求める直線の式は y=7x4y = 7x - 4 です。
(7)
三平方の定理より、AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2 が成り立ちます。
AC=8AC = 8 cm, BC=4BC = 4 cm なので、
AB2=82+42=64+16=80AB^2 = 8^2 + 4^2 = 64 + 16 = 80
AB=80=16×5=45AB = \sqrt{80} = \sqrt{16 \times 5} = 4\sqrt{5} cm
(8)
25x230xy+9y225x^2 - 30xy + 9y^2 を因数分解します。
この式は (5x)22(5x)(3y)+(3y)2(5x)^2 - 2(5x)(3y) + (3y)^2 と変形できるので、(ab)2=a22ab+b2(a-b)^2 = a^2 - 2ab + b^2 の公式を利用できます。
したがって、
25x230xy+9y2=(5x3y)225x^2 - 30xy + 9y^2 = (5x - 3y)^2
となります。

3. 最終的な答え

(6) y=7x4y = 7x - 4
(7) 454\sqrt{5} cm
(8) (5x3y)2(5x - 3y)^2

「代数学」の関連問題

与えられた行列式の値を、第1行に関する展開を用いて計算する問題です。問題は(1)と(2)の2つあります。 (1) 3x3行列の行列式を計算する。行列は $ \begin{vmatrix} 0 & 0 ...

行列式行列余因子展開
2025/7/24

与えられた2つの行列式を、それぞれ第1行に関する展開(余因子展開)を用いて計算する問題です。 (1) $ \begin{vmatrix} 0 & 0 & 3 \\ 2 & -1 & 4 \\ 3 & ...

行列式余因子展開線形代数
2025/7/24

与えられた図形(直線や平面)を、指定された行列によって変換した後の図形の方程式を求める問題です。

線形代数行列線形変換空間図形パラメータ表示
2025/7/24

画像に書かれた複数の問題のうち、(2),(3),(4),(5)の4つの問題を解く。

行列式線形代数
2025/7/24

直線 $\frac{x-1}{2} = y+2 = \frac{z+1}{3}$ が行列 $\begin{pmatrix} 1 & 3 & 2 \\ 2 & 1 & 0 \\ 3 & 2 & -1 \...

線形代数行列一次変換ベクトル直線の方程式
2025/7/24

与えられた行列の行列式を計算します。

行列式ベクトルの計算平行四辺形の面積平行六面体の体積スカラー三重積
2025/7/24

数学的帰納法を用いて、$2 + 4 + 6 + ... + 2n = n(n+1)$ を証明する穴埋め問題です。空欄「ソ」、「タ」、「チ」、「ツ」、「テ」を埋めます。

数学的帰納法数列等差数列
2025/7/24

数列 $\{a_n\}$ が漸化式 $a_{n+1} = 6a_n - 10$ および初期条件 $a_1 = 7$ で定義されているとき、一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列漸化式等比数列特性方程式一般項
2025/7/24

数列 $\{a_n\}$ が $a_1 = 3$, $a_{n+1} = a_n + 7$ で定義されているとき、一般項 $a_n$ を求め、空欄を埋める問題です。$a_n = \boxed{コ}n ...

数列漸化式等差数列一般項
2025/7/24

問題60.1は、以下の連立1次方程式を掃き出し法で解く問題です。 $ \begin{cases} 2x - 3y + z = 11 \\ 3x + 3y - 6z = -21 \\ 4x + 2y -...

連立一次方程式線形代数掃き出し法行列
2025/7/24