ある人が家庭菜園でトマトを栽培しており、一昨日、昨日、今日の3日間で合計20個のトマトを収穫しました。一昨日の収穫数は昨日の2倍であり、最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より10個多いことがわかっています。今日収穫したトマトの数を求める問題です。

代数学連立方程式文章問題不等式整数解
2025/4/12

1. 問題の内容

ある人が家庭菜園でトマトを栽培しており、一昨日、昨日、今日の3日間で合計20個のトマトを収穫しました。一昨日の収穫数は昨日の2倍であり、最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より10個多いことがわかっています。今日収穫したトマトの数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、一昨日の収穫数を aa、昨日の収穫数を bb、今日の収穫数を cc とします。問題文から以下の情報が得られます。
* 3日間の合計収穫数は20個なので、a+b+c=20a + b + c = 20
* 一昨日の収穫数は昨日の2倍なので、a=2ba = 2b
* 最も多かった日の収穫数は最も少なかった日より10個多い
a=2ba = 2ba+b+c=20a + b + c = 20 に代入すると、
2b+b+c=202b + b + c = 20
3b+c=203b + c = 20
c=203bc = 20 - 3b
ここで、3日間の収穫数の大小関係を考慮する必要があります。
* bb が最も少ない場合、a>ba > b であり、c>bc > b ならば cc が最大、c<bc < b ならば bbが最大。
* aa が最も少ない場合、a=2b>ba = 2b > bからbbも少なくない。
* ccが最も少ない場合、a>ca > c であり、b>cb > cなら、ccが最小。
ここで、bbが最も少ないと仮定します。最も多かった日(もしくはcc)はbbより10多いから、
a=2ba=2b
c=b+10c=b+10
a+b+c=2b+b+b+10=20a+b+c=2b+b+b+10=20
4b+10=204b+10=20
4b=104b=10
b=2.5b=2.5
整数の解でないため、条件を満たさない。
ccが最も少ないと仮定すると、
a=c+10a=c+10
b>cb>cである必要があり、
a=2ba=2bなので2b=c+102b=c+10b=(c+10)/2b=(c+10)/2
a+b+c=c+10+(c+10)/2+c=20a+b+c = c+10 + (c+10)/2 + c = 20
2c+20+c+10+2c=402c+20 + c+10 + 2c = 40
5c+30=405c + 30 = 40
5c=105c = 10
c=2c = 2
a=c+10=12a = c+10 = 12
b=(c+10)/2=6b = (c+10)/2 = 6
この場合、a=12,b=6,c=2a = 12, b = 6, c = 2 で、合計20個のトマトを収穫したという条件を満たします。
最も少なかったのは c=2c = 2 で、最も多かったのは a=12a = 12 であり、その差は10個です。
また、a=2ba = 2b の条件も満たします。
したがって、今日収穫したトマトの数は2個です。

3. 最終的な答え

2

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