直線 $y = x + 2$ が円 $x^2 + y^2 = 5$ によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

幾何学直線弦の長さ二次方程式座標
2025/4/13

1. 問題の内容

直線 y=x+2y = x + 2 が円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、直線と円の交点の座標を求めます。
直線の式 y=x+2y = x + 2 を円の式 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 に代入します。
x2+(x+2)2=5x^2 + (x + 2)^2 = 5
x2+x2+4x+4=5x^2 + x^2 + 4x + 4 = 5
2x2+4x1=02x^2 + 4x - 1 = 0
この二次方程式を解の公式を使って解きます。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
x=4±424(2)(1)2(2)x = \frac{-4 \pm \sqrt{4^2 - 4(2)(-1)}}{2(2)}
x=4±16+84x = \frac{-4 \pm \sqrt{16 + 8}}{4}
x=4±244x = \frac{-4 \pm \sqrt{24}}{4}
x=4±264x = \frac{-4 \pm 2\sqrt{6}}{4}
x=1±62x = -1 \pm \frac{\sqrt{6}}{2}
したがって、x1=1+62x_1 = -1 + \frac{\sqrt{6}}{2}x2=162x_2 = -1 - \frac{\sqrt{6}}{2} となります。
それぞれの xx の値に対応する yy の値を求めます。
y1=x1+2=1+62+2=1+62y_1 = x_1 + 2 = -1 + \frac{\sqrt{6}}{2} + 2 = 1 + \frac{\sqrt{6}}{2}
y2=x2+2=162+2=162y_2 = x_2 + 2 = -1 - \frac{\sqrt{6}}{2} + 2 = 1 - \frac{\sqrt{6}}{2}
交点の座標は (1+62,1+62)\left(-1 + \frac{\sqrt{6}}{2}, 1 + \frac{\sqrt{6}}{2}\right)(162,162)\left(-1 - \frac{\sqrt{6}}{2}, 1 - \frac{\sqrt{6}}{2}\right) です。
次に、2点間の距離の公式を使って弦の長さを求めます。
弦の長さ L=(x2x1)2+(y2y1)2L = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}
L=((162)(1+62))2+((162)(1+62))2L = \sqrt{\left((-1 - \frac{\sqrt{6}}{2}) - (-1 + \frac{\sqrt{6}}{2})\right)^2 + \left((1 - \frac{\sqrt{6}}{2}) - (1 + \frac{\sqrt{6}}{2})\right)^2}
L=(6)2+(6)2L = \sqrt{\left(-\sqrt{6}\right)^2 + \left(-\sqrt{6}\right)^2}
L=6+6L = \sqrt{6 + 6}
L=12L = \sqrt{12}
L=23L = 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

232\sqrt{3}

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