(1) 2つの平面のなす角は、法線ベクトルのなす角に等しい。平面 ax+by+cz+d=0 の法線ベクトルは n=(a,b,c) である。 平面 6x+2y−3z+4=0 の法線ベクトルは n1=(6,2,−3) 平面 −9x+4y+z+4=0 の法線ベクトルは n2=(−9,4,1) cosθ=∣n1∣∣n2∣n1⋅n2 n1⋅n2=6(−9)+2(4)+(−3)(1)=−54+8−3=−49 ∣n1∣=62+22+(−3)2=36+4+9=49=7 ∣n2∣=(−9)2+42+12=81+16+1=98=72 cosθ=7⋅72−49=2−1=−22 θ=43π または 135∘ (2) 2つの平面が垂直であるとき、法線ベクトルも垂直になる。つまり、法線ベクトルの内積が0になる。
平面 kx+2y−3z+4=0 の法線ベクトルは n1=(k,2,−3) 平面 −9x+(k+2)y+z+4=0 の法線ベクトルは n2=(−9,k+2,1) n1⋅n2=0 k(−9)+2(k+2)+(−3)(1)=0 −9k+2k+4−3=0 −7k+1=0 (3) 点 (x0,y0,z0) と平面 ax+by+cz+d=0 の距離 D は、 D=a2+b2+c2∣ax0+by0+cz0+d∣ 点 (1,−2,2) と平面 x−3y−5z+1=0 の距離は、 D=12+(−3)2+(−5)2∣1−3(−2)−5(2)+1∣=1+9+25∣1+6−10+1∣=35∣−2∣=352=35235 (4) 中心 (a,b,c) 、半径 r の球の方程式は、 (x−a)2+(y−b)2+(z−c)2=r2 中心 (2,1,−9) 、半径7の球の方程式は、 (x−2)2+(y−1)2+(z+9)2=72 (x−2)2+(y−1)2+(z+9)2=49 (5) x2+y2+z2+8x−4y−2z=0 を平方完成する。 (x2+8x)+(y2−4y)+(z2−2z)=0 (x2+8x+16)+(y2−4y+4)+(z2−2z+1)=16+4+1 (x+4)2+(y−2)2+(z−1)2=21 よって、中心は (−4,2,1) 、半径は 21