与えられた式 $9x^2 - 36$ を因数分解してください。

代数学因数分解代数式差の二乗
2025/3/14

1. 問題の内容

与えられた式 9x2369x^2 - 36 を因数分解してください。

2. 解き方の手順

この式は a2b2=(a+b)(ab)a^2 - b^2 = (a+b)(a-b) の形の差の二乗の因数分解を利用できます。
まず、式を次のように書き換えます。
9x236=(3x)2629x^2 - 36 = (3x)^2 - 6^2
ここで、a=3xa = 3xb=6b = 6 と考えると、差の二乗の公式に当てはめることができます。
したがって、次のように因数分解できます。
(3x)262=(3x+6)(3x6)(3x)^2 - 6^2 = (3x + 6)(3x - 6)
さらに、3x+63x + 63x63x - 6 のそれぞれから3を括り出すことができます。
(3x+6)(3x6)=3(x+2)3(x2)(3x + 6)(3x - 6) = 3(x + 2) \cdot 3(x - 2)
最後に、係数をかけ合わせます。
3(x+2)3(x2)=9(x+2)(x2)3(x + 2) \cdot 3(x - 2) = 9(x + 2)(x - 2)
または、
(3x+6)(3x6)(3x + 6)(3x - 6) から 3x+6=3(x+2)3x+6 = 3(x+2)3x6=3(x2)3x-6 = 3(x-2) なので
(3x+6)(3x6)=3(x+2)3(x2)=9(x+2)(x2)(3x+6)(3x-6) = 3(x+2)3(x-2) = 9(x+2)(x-2)
9(x24)9(x^2-4)
9x2369x^2 - 36

3. 最終的な答え

9(x+2)(x2)9(x+2)(x-2)

「代数学」の関連問題

2点 $(-1, 2)$ と $(1, -4)$ を通る直線の式を求める。

一次関数直線の式連立方程式座標
2025/7/22

$y$ は $x$ の一次関数で、そのグラフが点 $(4, 1)$ を通り、傾きが $\frac{1}{2}$ となる直線の式を求めよ。

一次関数傾きグラフ方程式
2025/7/22

$y$ は $x$ の1次関数であり、そのグラフが点 $(2, 2)$ を通り、傾きが $4$ である。この1次関数の式を求める。

1次関数傾きグラフ方程式
2025/7/22

点 $(3, 1)$ を通り、切片が $-1$ の直線の式を求めよ。

一次関数直線の式座標平面
2025/7/22

一次関数 $y = -2x + 4$ において、$x$ の変域が $-3 \le x \le 3$ のとき、$y$ の変域を求める問題です。

一次関数変域不等式
2025/7/22

与えられた数式または関数を、指定された形式に変形し、空欄を埋めたり、グラフを描いたり、軸と頂点を求めたりする問題です。具体的には、平方完成、グラフの概形、軸、頂点などが問われています。

二次関数平方完成頂点
2025/7/22

1次関数 $y = 3x - 3$ について、xの変域が $-4 \le x \le -2$ のとき、yの変域を求める。

1次関数変域一次関数
2025/7/22

一次関数 $y = -2x + 1$ において、$x$ の変域が $-2 \le x \le 3$ であるとき、$y$ の変域を求めよ。

一次関数関数の変域不等式
2025/7/22

与えられた方程式を解いて、$x$ の値を求めます。方程式は次の通りです。 $\frac{0.1(400-x)+0.05x}{400} = \frac{0.05(600-x)+0.1x}{600}$

一次方程式方程式計算
2025/7/22

一次関数 $y = -x - 1$ について、$x$ の変域が $1 \le x \le 5$ のとき、$y$ の変域を求める。

一次関数変域不等式
2025/7/22