連続する3つの自然数があり、一番小さい自然数の2乗と真ん中の自然数の2乗の和が、一番大きい自然数の2乗に等しい。 (1) 真ん中の自然数を$n$として、方程式を作る。 (2) 3つの自然数をそれぞれ求める。

代数学方程式二次方程式整数自然数
2025/4/13

1. 問題の内容

連続する3つの自然数があり、一番小さい自然数の2乗と真ん中の自然数の2乗の和が、一番大きい自然数の2乗に等しい。
(1) 真ん中の自然数をnnとして、方程式を作る。
(2) 3つの自然数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 連続する3つの自然数を、n1,n,n+1n-1, n, n+1とする。一番小さい自然数の2乗と真ん中の自然数の2乗の和が、一番大きい自然数の2乗に等しいので、以下の式が成り立つ。
(n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
(2) (1)で求めた方程式を解いてnnを求める。
(n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
n22n+1+n2=n2+2n+1n^2 - 2n + 1 + n^2 = n^2 + 2n + 1
2n22n+1=n2+2n+12n^2 - 2n + 1 = n^2 + 2n + 1
n24n=0n^2 - 4n = 0
n(n4)=0n(n-4) = 0
n=0,4n = 0, 4
nnは自然数なので、n=4n = 4
よって、3つの自然数は、n1=41=3n-1 = 4-1 = 3, n=4n = 4, n+1=4+1=5n+1 = 4+1 = 5
したがって、3つの自然数は3, 4, 5である。

3. 最終的な答え

(1) (n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
(2) 3, 4, 5

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