しおりさんの学校では、「進んであいさつをする」という目標に取り組んでおり、12月にアンケート調査を実施しました。調査結果を1・2年生、3・4年生、5・6年生に分けて調べました。グラフ1は各学年の人数、グラフ2は「進んであいさつをする」に「取り組んだ」と答えた人数の割合を表しています。しおりさんは「進んであいさつをする」に取り組んだ人数は1・2年生の方が3・4年生よりも多いと考えていますが、しおりさんの考えが間違っていることを言葉や式で説明する必要があります。

確率論・統計学割合グラフ比較計算
2025/4/13

1. 問題の内容

しおりさんの学校では、「進んであいさつをする」という目標に取り組んでおり、12月にアンケート調査を実施しました。調査結果を1・2年生、3・4年生、5・6年生に分けて調べました。グラフ1は各学年の人数、グラフ2は「進んであいさつをする」に「取り組んだ」と答えた人数の割合を表しています。しおりさんは「進んであいさつをする」に取り組んだ人数は1・2年生の方が3・4年生よりも多いと考えていますが、しおりさんの考えが間違っていることを言葉や式で説明する必要があります。

2. 解き方の手順

グラフ1とグラフ2の情報を組み合わせて、各学年で「進んであいさつをする」に取り組んだ人数を概算で求め、比較します。
* 1・2年生:グラフ1から約150人、グラフ2から約80%が取り組んだとわかるので、150×0.8=120150 \times 0.8 = 120
* 3・4年生:グラフ1から約220人、グラフ2から約60%が取り組んだとわかるので、220×0.6=132220 \times 0.6 = 132
* 5・6年生:グラフ1から約270人、グラフ2から約20%が取り組んだとわかるので、270×0.2=54270 \times 0.2 = 54
3・4年生のほうが1・2年生よりも「進んであいさつをする」に取り組んだ人数が多いことがわかります。

3. 最終的な答え

しおりさんの考えは間違っています。グラフ1を見ると、3・4年生の人数は約220人、1・2年生の人数は約150人です。グラフ2を見ると、3・4年生で「進んであいさつをする」に取り組んだ割合は約60%、1・2年生は約80%です。それぞれの人数を計算すると、3・4年生で取り組んだ人数は約220×0.6=132220 \times 0.6 = 132人、1・2年生で取り組んだ人数は約150×0.8=120150 \times 0.8 = 120人となり、3・4年生のほうが1・2年生よりも取り組んだ人数が多いことがわかります。

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