1から4までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつあります。これらのカードから2枚を同時に引くとき、引いた2枚のカードの数の和が偶数になる確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせ偶数場合の数
2025/4/13

1. 問題の内容

1から4までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつあります。これらのカードから2枚を同時に引くとき、引いた2枚のカードの数の和が偶数になる確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、カードの引き方の総数を計算します。4枚のカードから2枚を選ぶ組み合わせなので、4C2=4!2!2!=4×32×1=64C2 = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6 通りです。
次に、2枚のカードの数の和が偶数になる場合を考えます。和が偶数になるのは、2枚とも偶数か、2枚とも奇数の場合です。
- 偶数のカードは2と4の2枚です。この2枚から2枚を選ぶ組み合わせは、2C2=2!2!0!=12C2 = \frac{2!}{2!0!} = 1 通りです。
- 奇数のカードは1と3の2枚です。この2枚から2枚を選ぶ組み合わせは、2C2=2!2!0!=12C2 = \frac{2!}{2!0!} = 1 通りです。
したがって、和が偶数になるのは 1+1=21 + 1 = 2 通りです。
最後に、確率を計算します。和が偶数になる場合の数(2通り)を、カードの引き方の総数(6通り)で割ります。確率は 26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3} となります。

3. 最終的な答え

13\frac{1}{3}

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