円グラフから読み取れる情報をもとに、以下の選択肢のうち正しいものがいくつあるかを答える問題です。 * 全地域合計の難民数に対する難民数の割合は50%以下である。 * アフリカのその他の援助対象者の人数はヨーロッパの同数より少ない。 * ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は、北米の難民数の4分の1以上である。 * 北米のその他の援助対象者の割合は、アジアの同割合のおよそ1.4倍である。

確率論・統計学円グラフ割合データ分析
2025/3/6

1. 問題の内容

円グラフから読み取れる情報をもとに、以下の選択肢のうち正しいものがいくつあるかを答える問題です。
* 全地域合計の難民数に対する難民数の割合は50%以下である。
* アフリカのその他の援助対象者の人数はヨーロッパの同数より少ない。
* ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は、北米の難民数の4分の1以上である。
* 北米のその他の援助対象者の割合は、アジアの同割合のおよそ1.4倍である。

2. 解き方の手順

まず、各選択肢について真偽を判断します。
* **選択肢1:全地域合計の難民数に対する難民数の割合は50%以下である。**
各地域における難民数の割合を読み取り、総難民数を計算します。
総難民数 = (北米の難民数) + (ヨーロッパの難民数) + (アジアの難民数) + (アフリカの難民数) + (ラテンアメリカの難民数) + (オセアニアの難民数)
次に、各地域における全難民数を読み取り、全体の人数に対する難民数の割合が50%以下かどうかを判断します。
総人口 = (北米の人口) + (ヨーロッパの人口) + (アジアの人口) + (アフリカの人口) + (ラテンアメリカの人口) + (オセアニアの人口)
総難民数 / 総人口 * 100 が50以下であるか。
円グラフから読み取れる情報をもとに計算を行う必要がありますが、円グラフから直接計算することは困難です。ひとまず、保留とします。
* **選択肢2:アフリカのその他の援助対象者の人数はヨーロッパの同数より少ない。**
アフリカのその他の援助対象者の割合は43%なので、人数は1181.8×0.43=508.1741181.8 \times 0.43 = 508.174万人。
ヨーロッパのその他の援助対象者の割合は29%なので、人数は625×0.29=181.25625 \times 0.29 = 181.25万人。
よって、アフリカのその他の援助対象者の人数はヨーロッパの同数より少ないというのは誤りです。
* **選択肢3:ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は、北米の難民数の4分の1以上である。**
ラテンアメリカの難民数は18.4×0.6=11.0418.4 \times 0.6 = 11.04万人。
オセアニアの難民数は5.1×1=5.15.1 \times 1 = 5.1万人。
ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は11.04+5.1=16.1411.04 + 5.1 = 16.14万人。
北米の難民数は92.5×0.74=68.4592.5 \times 0.74 = 68.45万人。
北米の難民数の4分の1は68.45/4=17.112568.45 / 4 = 17.1125万人。
16.14<17.112516.14 < 17.1125なので、ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は、北米の難民数の4分の1以上であるというのは誤りです。
* **選択肢4:北米のその他の援助対象者の割合は、アジアの同割合のおよそ1.4倍である。**
北米のその他の援助対象者の割合は26%。
アジアのその他の援助対象者の割合は36%。
26/360.7226 / 36 \approx 0.72
したがって、北米のその他の援助対象者の割合は、アジアの同割合のおよそ1.4倍であるというのは誤りです。
選択肢2, 3, 4 は誤りであることが確定しました。
選択肢1に関して、各国の全人口に対する難民数の割合を厳密に求めるのは難しいですが、難民の割合が最も高い北米でも74%であることから、全体での難民の割合が50%以下である可能性は高いと推測できます。
したがって、選択肢1は正しいと判断します。
結果として、正しい選択肢は1つのみであると判断します。

3. 最終的な答え

1

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