長方形ABCDがあり、AB=14cm, BC=20cmである。点PはAを出発し、長方形ABCDの辺上を毎秒1cmで動き、A→B→C→Dと動く。図2は、点PがAを出発してからの時間x秒後の三角形APDの面積をy $cm^2$としたグラフである。 (1) 点PがAを出発してから3秒後の線分APの長さを求める。 (2) 点Pが辺BCを動くのは何秒間か求める。 (3) 図3は図1において、辺CD上に点EをCE=6cmとなるようにとったものである。三角形APDの面積が2回目に90$cm^2$になる時、点Pは線分CE上と、線分DE上のどちらにあるかを説明する。

幾何学長方形面積移動グラフ
2025/4/13

1. 問題の内容

長方形ABCDがあり、AB=14cm, BC=20cmである。点PはAを出発し、長方形ABCDの辺上を毎秒1cmで動き、A→B→C→Dと動く。図2は、点PがAを出発してからの時間x秒後の三角形APDの面積をy cm2cm^2としたグラフである。
(1) 点PがAを出発してから3秒後の線分APの長さを求める。
(2) 点Pが辺BCを動くのは何秒間か求める。
(3) 図3は図1において、辺CD上に点EをCE=6cmとなるようにとったものである。三角形APDの面積が2回目に90cm2cm^2になる時、点Pは線分CE上と、線分DE上のどちらにあるかを説明する。

2. 解き方の手順

(1) 点Pは毎秒1cmで動くので、3秒後のAPの長さは 3×1=33 \times 1 = 3 cm。
(2) 点Pが辺BC上を動くとき、図2よりxの値は14から34まで変化する。
よって、3414=2034-14=20秒間、点Pは辺BC上を動く。
(3) 図2のグラフより、三角形APDの面積が2回目に90 cm2cm^2になるのは、19 x\le x \le 39の時である。
この時、y=12×AD×PからADへの距離y = \frac{1}{2} \times AD \times PからADへの距離だから
y=12×14×PからADへの距離y = \frac{1}{2} \times 14 \times PからADへの距離
y=7×PからADへの距離y = 7 \times PからADへの距離
ゆえに、PからADへの距離=y7PからADへの距離 = \frac{y}{7}
y=90y=90の時、PからADへの距離=907PからADへの距離 = \frac{90}{7}
点Pが点Eを通過するのは、点PがAを出発してから34 + 6 = 40秒後である。
これは変域外なので、点Pは線分DE上にある。
(オ) はDEとなる。
(ア) はy=107x+17y=\frac{10}{7}x+\frac{1}{7}
(イ) は107x+17\frac{10}{7}x+\frac{1}{7}
(ウ) は 90を代入すると、 907=107x+17\frac{90}{7}=\frac{10}{7}x+\frac{1}{7}
897=107x\frac{89}{7} = \frac{10}{7}x
x=8.9x=8.9
(エ) が19 x\le x \le 39なので、点PはDE上にある。

3. 最終的な答え

(1) 3cm
(2) 20秒
(3) CE

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