与えられた円錐について、以下の2つの問いに答えます。 (1) 円錐の展開図として正しいものを選択肢から選び、番号を答えます。 (2) 円錐の表面積を求めます。

幾何学円錐表面積展開図おうぎ形
2025/4/13

1. 問題の内容

与えられた円錐について、以下の2つの問いに答えます。
(1) 円錐の展開図として正しいものを選択肢から選び、番号を答えます。
(2) 円錐の表面積を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 円錐の展開図について
円錐の展開図は、側面のおうぎ形と底面の円からなります。
選択肢の中から、おうぎ形の弧の長さが底面の円周と一致しているものを選びます。
底面の半径は6cmなので、底面の円周は 2π×6=12π2 \pi \times 6 = 12\pi cmです。
おうぎ形の半径は母線の長さに等しく、10cmです。
おうぎ形の中心角を θ\theta とすると、おうぎ形の弧の長さは 2π×10×θ360=20πθ360=πθ182 \pi \times 10 \times \frac{\theta}{360} = \frac{20\pi \theta}{360} = \frac{\pi \theta}{18} となります。
これが 12π12\pi に等しいので、 πθ18=12π\frac{\pi \theta}{18} = 12\pi より θ=12×18=216\theta = 12 \times 18 = 216 度となります。
したがって、選択肢の中では④が最も近い形となります。
(2) 円錐の表面積について
円錐の表面積は、側面積と底面積の和で求められます。
底面積は、半径6cmの円の面積なので、 π×62=36π\pi \times 6^2 = 36\pi cm2^2です。
側面積は、おうぎ形の面積で、 π×102×216360=100π×35=60π\pi \times 10^2 \times \frac{216}{360} = 100\pi \times \frac{3}{5} = 60\pi cm2^2です。
したがって、円錐の表面積は、36π+60π=96π36\pi + 60\pi = 96\pi cm2^2となります。

3. 最終的な答え

(1) 4
(2) 96

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