7人の生徒のテストの得点$50, 45, 47, 56, 41, 51, 46$ が与えられています。 (1) このデータの平均値、中央値、分散を求めます。 (2) 生徒全員の得点に10点を足したときの平均値、中央値、分散を求めます。 (3) 生徒全員の得点を2倍にしたときの平均値、中央値、分散を求めます。

確率論・統計学統計平均値中央値分散データ分析
2025/3/6

1. 問題の内容

7人の生徒のテストの得点50,45,47,56,41,51,4650, 45, 47, 56, 41, 51, 46 が与えられています。
(1) このデータの平均値、中央値、分散を求めます。
(2) 生徒全員の得点に10点を足したときの平均値、中央値、分散を求めます。
(3) 生徒全員の得点を2倍にしたときの平均値、中央値、分散を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
平均値:
データの合計をデータの数で割ります。
平均値=50+45+47+56+41+51+467=3367=48平均値 = \frac{50 + 45 + 47 + 56 + 41 + 51 + 46}{7} = \frac{336}{7} = 48
中央値:
データを小さい順に並べ、中央の値を求めます。
41,45,46,47,50,51,5641, 45, 46, 47, 50, 51, 56
中央値は47です。
分散:
各データ点と平均値の差の二乗を計算し、それらの合計をデータの数で割ります。
分散 =(5048)2+(4548)2+(4748)2+(5648)2+(4148)2+(5148)2+(4648)27= \frac{(50-48)^2 + (45-48)^2 + (47-48)^2 + (56-48)^2 + (41-48)^2 + (51-48)^2 + (46-48)^2}{7}
=4+9+1+64+49+9+47=1407=20= \frac{4 + 9 + 1 + 64 + 49 + 9 + 4}{7} = \frac{140}{7} = 20
(2)
各データに10を加えると、60,55,57,66,51,61,5660, 55, 57, 66, 51, 61, 56 となります。
平均値: 元の平均値に10を加えます。48+10=5848 + 10 = 58
中央値: 元の中央値に10を加えます。47+10=5747 + 10 = 57
分散: 分散は変化しません。分散 =20= 20
(3)
各データを2倍すると、100,90,94,112,82,102,92100, 90, 94, 112, 82, 102, 92 となります。
平均値: 元の平均値を2倍します。482=9648 * 2 = 96
中央値: 元の中央値を2倍します。472=9447 * 2 = 94
分散: 元の分散を22=42^2 = 4倍します。204=8020 * 4 = 80

3. 最終的な答え

(1)
平均値: 4848
中央値: 4747
分散: 2020
(2)
平均値: 5858
中央値: 5757
分散: 2020
(3)
平均値: 9696
中央値: 9494
分散: 8080

「確率論・統計学」の関連問題

1から11までの整数が書かれた11枚のカードから5枚を同時に取り出す。 (i) 偶数のカードが1枚、奇数のカードが4枚となる取り出し方の総数を求める。 (ii) 偶数のカードが2枚、奇数のカードが3枚...

組み合わせ確率場合の数
2025/4/3

1枚の硬貨を5回続けて投げるとき、表と裏の出方は全部で何通りあるかを求める問題です。

確率組み合わせ独立事象
2025/4/3

画像には2つの問題が含まれています。 (4) $9P3$の値を求める。 (5) 6人の中から3人を選んで横一列に並べるとき、並べ方は全部で何通りあるか。

順列組み合わせ場合の数
2025/4/3

男子4人、女子3人の中から、男子1人と女子1人を選ぶ方法の総数を求める問題です。

組み合わせ場合の数積の法則
2025/4/3

1から10までの数字が書かれた10枚のカードから2枚を同時に取り出すとき、取り出した2枚のカードに書かれた数字の和が5の倍数になるのは何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ確率場合の数
2025/4/3

1つのサイコロを2回投げたとき、出た目の数の和が8になる場合の数を求める問題です。

確率サイコロ場合の数組み合わせ
2025/4/3

男子6人、女子4人のグループから、男子2人、女子1人の代表を選ぶ選び方は何通りあるか。

組み合わせ場合の数nCr
2025/4/3

3枚の硬貨を同時に投げたとき、3枚とも表になる確率を求める問題です。

確率硬貨独立事象
2025/4/3

1から4までの数字が書かれた4枚のカードから2枚を取り出し、左から順に並べて2桁の整数を作ります。 (1) 2桁の整数は何個できますか?樹形図を完成させて求めます。 (2) できた整数が奇数である確率...

確率場合の数整数樹形図
2025/4/3

2つのサイコロA, Bを同時に投げたとき、以下の確率を求めます。 (1) 目の数の和が10になる確率 (2) 目の数の積が6になる確率 (3) 目の数の差が2になる確率

確率サイコロ場合の数
2025/4/3