$M$ が2増えると、$E$は1000倍になるとき、$M$と$\log_{10}E$の間に線形の関係があると推測できるのはなぜか。

代数学対数線形関係指数関数関係式
2025/4/14

1. 問題の内容

MM が2増えると、EEは1000倍になるとき、MMlog10E\log_{10}Eの間に線形の関係があると推測できるのはなぜか。

2. 解き方の手順

問題文から、MMが2増加するとEEが1000倍になるという関係が与えられています。この関係を数式で表し、その数式からMMlog10E\log_{10}Eの関係を導き出すことで、線形の関係があることを説明します。
まず、MMが2増加するとEEが1000倍になるという条件を数式で表します。
MMM1M_1のとき、EEE1E_1だとします。
MMM1+2M_1 + 2になったとき、EE1000E11000E_1になります。
したがって、
M1M_1に対応するE1E_1に対し、M1+2M_1 + 2に対応する1000E11000E_1を用いて関係式を考えます。
EEMMの関数として表すことを目指します。E=f(M)E=f(M) と書けることを仮定します。
MMlog10E\log_{10} Eの関係を調べるために、EEの値をlog10E\log_{10} Eに変換します。
M1M_1 の時、log10E1\log_{10} E_1
M1+2M_1 + 2 の時、log10(1000E1)\log_{10} (1000 E_1) となります。
log10(1000E1)=log101000+log10E1=3+log10E1\log_{10} (1000 E_1) = \log_{10} 1000 + \log_{10} E_1 = 3 + \log_{10} E_1
これは、MMが2増加すると、log10E\log_{10} Eが3増加することを意味します。
したがって、log10E\log_{10} EMMの線形関数で表すことができます。
y=ax+by = ax + bという線形関数を考え、log10E\log_{10} EyyMMxxに対応させると、
log10E=aM+b\log_{10} E = aM + bという形になります。
MMが2増加するとlog10E\log_{10} Eが3増加するため、a=3/2a=3/2となります。
すなわち、log10E=(3/2)M+b\log_{10} E = (3/2) M + b と表されます。
これは、MMlog10E\log_{10} Eの間に線形の関係があることを示しています。

3. 最終的な答え

MMが2増加すると、EEが1000倍になるということは、log10E\log_{10}Eが3増加することを意味します。これは、MMlog10E\log_{10}Eの間に、y=ax+by = ax + bの形の線形関係があることを示しています。

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