(1) * $142_{(6)}$ を10進法で表す。 * $10.101_{(2)}$ を10進法の小数で表す。 * $138$ を3進法で表す。 (2) * $2^{50}$ を7で割ったときの余りを合同式を利用して求める。

数論進数変換合同式剰余
2025/4/14
はい、承知いたしました。画像にある問題の回答を以下に示します。

1. 問題の内容

(1)
* 142(6)142_{(6)} を10進法で表す。
* 10.101(2)10.101_{(2)} を10進法の小数で表す。
* 138138 を3進法で表す。
(2)
* 2502^{50} を7で割ったときの余りを合同式を利用して求める。

2. 解き方の手順

(1)
* 142(6)142_{(6)} を10進法で表す:
142(6)=1×62+4×61+2×60=36+24+2=62142_{(6)} = 1 \times 6^2 + 4 \times 6^1 + 2 \times 6^0 = 36 + 24 + 2 = 62
* 10.101(2)10.101_{(2)} を10進法の小数で表す:
10.101(2)=1×21+0×20+1×21+0×22+1×23=2+0.5+0+0.125=2.62510.101_{(2)} = 1 \times 2^1 + 0 \times 2^0 + 1 \times 2^{-1} + 0 \times 2^{-2} + 1 \times 2^{-3} = 2 + 0.5 + 0 + 0.125 = 2.625
* 138138 を3進法で表す:
138÷3=46 余り 0138 \div 3 = 46 \text{ 余り } 0
46÷3=15 余り 146 \div 3 = 15 \text{ 余り } 1
15÷3=5 余り 015 \div 3 = 5 \text{ 余り } 0
5÷3=1 余り 25 \div 3 = 1 \text{ 余り } 2
1÷3=0 余り 11 \div 3 = 0 \text{ 余り } 1
よって、138=12010(3)138 = 12010_{(3)}
(2)
* 2502^{50} を7で割ったときの余りを合同式を利用して求める:
212(mod7)2^1 \equiv 2 \pmod{7}
224(mod7)2^2 \equiv 4 \pmod{7}
2381(mod7)2^3 \equiv 8 \equiv 1 \pmod{7}
250=(23)16×22116×44(mod7)2^{50} = (2^3)^{16} \times 2^2 \equiv 1^{16} \times 4 \equiv 4 \pmod{7}

3. 最終的な答え

(1)
* 142(6)=62142_{(6)} = 62
* 10.101(2)=2.62510.101_{(2)} = 2.625
* 138=12010(3)138 = 12010_{(3)}
(2)
* 2502^{50} を7で割った余りは4

「数論」の関連問題

$a_1, a_2, a_3, a_4, a_5$は正の整数で、$a_1 < a_2 < a_3 < a_4 < a_5$とする。 2つの集合$A = \{a_1, a_2, a_3, a_4, a_...

集合整数の性質方程式場合分け
2025/6/6

与えられた数について、正の約数の個数と、その約数の総和を求める問題です。 (1) $5 \cdot 2^3$ (2) 108 (3) 540

約数素因数分解約数の個数約数の総和
2025/6/6

与えられた3つの数について、正の約数の個数と、それらの約数の総和をそれぞれ求める問題です。 (1) $5 \cdot 2^3$ (2) $108$ (3) $540$

約数素因数分解約数の個数約数の総和
2025/6/6

## 1. 問題の内容

桁数合同式三平方の定理整数の性質べき乗
2025/6/6

問題は、125!の末尾に0が何個連続して並ぶか(イ)を求め、次に $n!$ が $10^{40}$ で割り切れるような最小の $n$ の値(ウ)を求めるものです。

階乗素因数分解末尾の0の個数
2025/6/5

正の整数 $n$ が与えられ、$n$ と $12$ の最小公倍数が $168$ であるような $n$ を全て求める問題です。

最小公倍数素因数分解整数の性質
2025/6/5

正の整数 $n$ と $24$ の最小公倍数が $504$ であるような $n$ をすべて求める問題です。

最小公倍数素因数分解整数の性質
2025/6/5

$m, n$ は自然数であるとき、$30!$ が $2^m$ で割り切れるような最大の $m$ の値を求めます。

素因数分解階乗床関数素因数の個数
2025/6/5

自然数の列を、第$n$群に$2^{n-1}$個の数が入るように群に分ける。 (1) 第$n$群の最初の数を$n$の式で表す。 (2) 第1群から第$n$群までに入るすべての数の和を求める。 (3) 1...

数列群数列指数和の計算
2025/6/5

自然数の列を、第 $n$ 群に $2^{n-1}$ 個の数が入るように群に分ける。 (1) 第 $n$ 群の最初の数を $n$ の式で表す。 (2) 第1群から第 $n$ 群までに入るすべての数の和を...

数列群分け等比数列等差数列指数
2025/6/5