20個のボールをP, Q, R, Sの4つのかごに分けました。各かごに入っているボールの数について、Pに入っているボールはQの2倍、Rに入っているボールはSの3倍であることがわかっています。空のかごはないとき、Pに入っているボールの数を求めます。

代数学方程式連立方程式整数問題文章問題
2025/4/14

1. 問題の内容

20個のボールをP, Q, R, Sの4つのかごに分けました。各かごに入っているボールの数について、Pに入っているボールはQの2倍、Rに入っているボールはSの3倍であることがわかっています。空のかごはないとき、Pに入っているボールの数を求めます。

2. 解き方の手順

まず、各かごに入っているボールの数を変数で表します。
* Pに入っているボールの数: pp
* Qに入っているボールの数: qq
* Rに入っているボールの数: rr
* Sに入っているボールの数: ss
問題文より、以下の関係が成り立ちます。
* p=2qp = 2q
* r=3sr = 3s
* p+q+r+s=20p + q + r + s = 20
pprrをそれぞれqqssで表して、最後の式に代入します。
2q+q+3s+s=202q + q + 3s + s = 20
3q+4s=203q + 4s = 20
qqssは自然数である必要があります。
3q=204s3q = 20 - 4sとなるので、204s20 - 4sは3の倍数である必要があります。
s=1s = 1のとき、204(1)=1620 - 4(1) = 16となり、3の倍数ではない。
s=2s = 2のとき、204(2)=1220 - 4(2) = 12となり、3の倍数である。
s=3s = 3のとき、204(3)=820 - 4(3) = 8となり、3の倍数ではない。
s=4s = 4のとき、204(4)=420 - 4(4) = 4となり、3の倍数ではない。
s=5s = 5のとき、204(5)=020 - 4(5) = 0となり、3の倍数である。
s=2s=2の場合、3q=123q = 12より、q=4q = 4。このとき、p=2q=8p = 2q = 8r=3s=6r = 3s = 6
p+q+r+s=8+4+6+2=20p + q + r + s = 8 + 4 + 6 + 2 = 20となり、条件を満たします。
s=5s=5の場合、3q=03q = 0より、q=0q = 0。しかし、空のかごはないという条件に反するので、この場合は考えません。
したがって、p=8p = 8となります。

3. 最終的な答え

8 個

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