問題は2つあります。 (1) 連続する2つの奇数の平方の差は8の倍数であることを示す。 (2) 半径$r$mの円形の土地の周囲に、幅$a$mの道がある。

代数学整数の性質因数分解幾何学面積
2025/4/14

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) 連続する2つの奇数の平方の差は8の倍数であることを示す。
(2) 半径rrmの円形の土地の周囲に、幅aamの道がある。

2. 解き方の手順

(1)
連続する2つの奇数を 2n12n-12n+12n+1nnは整数)とおきます。
これらの平方の差を計算します。
(2n+1)2(2n1)2=(4n2+4n+1)(4n24n+1)=8n(2n+1)^2 - (2n-1)^2 = (4n^2 + 4n + 1) - (4n^2 - 4n + 1) = 8n
8n8n は 8 の倍数であるため、連続する2つの奇数の平方の差は8の倍数であることが示されました。
(2)
aamの道を含めた円の半径はr+ar+a mです。
土地の面積はπr2\pi r^2 平方メートルです。
道を含めた全体の面積はπ(r+a)2\pi (r+a)^2 平方メートルです。
道の面積は、全体の面積から土地の面積を引いたものです。
道の面積 = π(r+a)2πr2=π(r2+2ar+a2)πr2=π(2ar+a2)=πa(2r+a)\pi (r+a)^2 - \pi r^2 = \pi (r^2 + 2ar + a^2) - \pi r^2 = \pi (2ar + a^2) = \pi a (2r + a)

3. 最終的な答え

(1) 連続する2つの奇数の平方の差は 8n8n であり、これは8の倍数です。
(2) 道の面積は πa(2r+a)\pi a(2r + a) 平方メートルです。

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