問題は、$Y = a^x$ と $Y = a^{-x}$ のグラフを図示することです。ただし、$a$ は定数であり、$a > 0$ かつ $a \neq 1$ と仮定します。

代数学指数関数グラフ関数の性質単調増加単調減少対称性
2025/4/15

1. 問題の内容

問題は、Y=axY = a^xY=axY = a^{-x} のグラフを図示することです。ただし、aa は定数であり、a>0a > 0 かつ a1a \neq 1 と仮定します。

2. 解き方の手順

まず、Y=axY = a^x のグラフを考えます。
- a>1a > 1 の場合: xx が増加すると YY も増加し、xx が減少すると YY は 0 に近づきます。グラフは単調増加関数となり、点 (0,1)(0, 1) を通ります。
- 0<a<10 < a < 1 の場合: xx が増加すると YY は 0 に近づき、xx が減少すると YY は増加します。グラフは単調減少関数となり、点 (0,1)(0, 1) を通ります。
次に、Y=axY = a^{-x} のグラフを考えます。これは Y=(1/a)xY = (1/a)^x と同じです。
- a>1a > 1 の場合: 1/a<11/a < 1 なので、Y=axY = a^{-x} のグラフは、Y=(1/a)xY = (1/a)^x のグラフとなり、単調減少関数となります。点 (0,1)(0, 1) を通ります。
- 0<a<10 < a < 1 の場合: 1/a>11/a > 1 なので、Y=axY = a^{-x} のグラフは、Y=(1/a)xY = (1/a)^x のグラフとなり、単調増加関数となります。点 (0,1)(0, 1) を通ります。
また、Y=axY=a^{-x} は、Y=axY = a^x のグラフを yy 軸に関して反転させたグラフになります。

3. 最終的な答え

a>1a > 1 の場合:
Y=axY = a^x のグラフは単調増加関数で、(0,1)(0, 1) を通る。
Y=axY = a^{-x} のグラフは単調減少関数で、(0,1)(0, 1) を通る。
0<a<10 < a < 1 の場合:
Y=axY = a^x のグラフは単調減少関数で、(0,1)(0, 1) を通る。
Y=axY = a^{-x} のグラフは単調増加関数で、(0,1)(0, 1) を通る。
これらのグラフは、yy軸に関して互いに対称です。

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