与えられた問題は3つの小問から構成されています。 (1) 2次不等式 $2x^2 + 4x - 48 \geq 0$ の解を、選択肢の中から選びます。 (2) 2次不等式 $x^2 - 6x + a + 5 > 0$ の解がすべての実数となるような定数 $a$ の範囲を求めます。 (3) 2次方程式 $x^2 + 5 = |10x - 20|$ の異なる実数解の個数と、そのうち最も大きい解を求めます。
2025/4/15
1. 問題の内容
与えられた問題は3つの小問から構成されています。
(1) 2次不等式 の解を、選択肢の中から選びます。
(2) 2次不等式 の解がすべての実数となるような定数 の範囲を求めます。
(3) 2次方程式 の異なる実数解の個数と、そのうち最も大きい解を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 2次不等式 を解きます。
まず、両辺を2で割ると、 となります。
次に、左辺を因数分解すると、 となります。
したがって、 または となります。選択肢の中からこれに一致するものを探すと、④となります。
(2) 2次不等式 の解がすべての実数となる条件は、判別式 です。
これを解くと、 より となります。
(3) 2次方程式 を解きます。絶対値記号があるので、場合分けをします。
(i) 、つまり のとき、 となります。
これを整理すると、 となり、 となります。
したがって、 となります。これは を満たします。
(ii) 、つまり のとき、 となります。
これを整理すると、 となります。
解の公式より、 となります。
なので、これは解として適切です。
なので、これも解として適切です。
異なる実数解は3個で、, , 。
最大の解はです。
3. 最終的な答え
(1) ア:④
(2) イ:4
(3) ウ:3, エ:5