(1) 平均値の計算
全体の平均値を計算するために、まず、それぞれのグループの合計を計算します。
8個の値の合計は 8×16=128です。 12個の値の合計は 12×11=132です。 20個の値全体の合計は 128+132=260です。 したがって、20個の値全体の平均値は 260/20=13です。 (2) 分散の計算
分散を求めるには、まず各グループの2乗和を計算します。
8個の値の分散は3なので、V1=81∑i=18(xi−16)2=3。よって、∑i=18(xi−16)2=8×3=24。 ∑i=18xi2−2×16∑i=18xi+8×162=24 ∑i=18xi2−32×128+8×256=24 ∑i=18xi2−4096+2048=24 ∑i=18xi2=24+4096−2048=2072 12個の値の分散は8なので、V2=121∑i=112(yi−11)2=8。よって、∑i=112(yi−11)2=12×8=96。 ∑i=112yi2−2×11∑i=112yi+12×112=96 ∑i=112yi2−22×132+12×121=96 ∑i=112yi2−2904+1452=96 ∑i=112yi2=96+2904−1452=1548 全体の分散は以下のように計算できます。全体の平均は13です。
V=201∑i=120(zi−13)2 ここで、ziは20個の値全体の要素です。 ∑i=120(zi−13)2=∑i=18(xi−13)2+∑i=112(yi−13)2 =∑i=18(xi2−26xi+169)+∑i=112(yi2−26yi+169) =∑i=18xi2−26∑i=18xi+8×169+∑i=112yi2−26∑i=112yi+12×169 =2072−26×128+8×169+1548−26×132+12×169 =2072−3328+1352+1548−3432+2028 したがって、全体の分散は 2240/20=112