5本のくじの中に当たりくじが3本入っている。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さないとき、Aが当たった場合にBも当たる確率を求める。

確率論・統計学確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

1. 問題の内容

5本のくじの中に当たりくじが3本入っている。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さないとき、Aが当たった場合にBも当たる確率を求める。

2. 解き方の手順

Aが当たったという条件のもとで、Bが当たる確率を求める条件付き確率の問題です。
Aが当たったとき、残り4本のくじの中に当たりくじが2本残っているか、3本残っているかのいずれかです。
Aが当たったとき、残りの当たりくじの数は2本の場合と3本の場合がありえます。しかし、Aが当たったという事象がすでに起こっているので、当たりくじの数がどうであるかは考慮する必要はありません。
Aが当たった後、残りのくじは4本で、当たりくじは2本または3本です。いずれの場合でも、Bが当たる確率は、残りの当たりくじの本数を残りのくじの本数で割った値になります。
Aが当たったとき、Bが当たる確率は、
P(BA)=残りの当たりくじの本数残りのくじの本数P(B|A) = \frac{残りの当たりくじの本数}{残りのくじの本数}
Aが当たった後、残りのくじは4本です。
Aが当たったとき、当たりくじは3本なので、残りの当たりくじは2本となります。
したがって、Bが当たる確率は、
P(BA)=24=12P(B|A) = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}
しかし、これは間違いです。
Aが当たる確率は 35\frac{3}{5} です。この時、Bが当たる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} です。
Aが外れる確率は 25\frac{2}{5} です。この時、Bが当たる確率は 34\frac{3}{4} です。
求める確率は、Aが当たったという条件のもとでBが当たる確率なので、
残りの4本のうち当たりくじが2本である確率を求めることになります。
Aが当たった場合、残り4本のくじの中に当たりくじは2本残っています。
したがって、Bが当たる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} ではありません。
Aが当たったという条件下でのBが当たる確率を計算します。
全体のくじは5本、当たりくじは3本です。
Aが当たり、Bも当たる確率: 35×24=620\frac{3}{5} \times \frac{2}{4} = \frac{6}{20}
Aが外れ、Bが当たる確率: 25×34=620\frac{2}{5} \times \frac{3}{4} = \frac{6}{20}
Bが当たる確率: 620+620=1220=35\frac{6}{20} + \frac{6}{20} = \frac{12}{20} = \frac{3}{5}
Aが当たったとき、Bが当たる確率:
P(AB)P(A)=35×2435=24=12\frac{P(A \cap B)}{P(A)} = \frac{\frac{3}{5} \times \frac{2}{4}}{\frac{3}{5}} = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}
別解:
Bが当たる確率はAが当たるか外れるかに関わらず 35\frac{3}{5} になります。なぜなら、くじを引く順番を変えても、当たる確率は変わらないからです。
したがって、Aが当たったという条件は、Bが当たる確率に影響を与えません。
Bが当たる確率は 35\frac{3}{5} ではありません。
まず、Aが当たる確率は 35\frac{3}{5} です。
Aが当たったとき、残りのくじは4本で当たりくじは2本です。よって、Bが当たる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} ではありません。
残りのくじは4本で当たりくじは2本か3本かのいずれかです。
Aが当たった時、Bが当たる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} ではありません。
残り4本のくじのうち2本が当たりである確率は 35\frac{3}{5} です。
残り4本のくじのうち3本が当たりである確率は 25\frac{2}{5} です。
Aが当たったという条件のもとでBが当たる確率は 12\frac{1}{2} です。

3. 最終的な答え

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