三角形OABにおいて、辺OAの中点をM、辺OBの中点をNとする。線分ANとBMの交点をPとするとき、ベクトルOPをベクトルOAとベクトルOBを用いて表す問題です。

幾何学ベクトル三角形重心内分点線形代数
2025/3/14

1. 問題の内容

三角形OABにおいて、辺OAの中点をM、辺OBの中点をNとする。線分ANとBMの交点をPとするとき、ベクトルOPをベクトルOAとベクトルOBを用いて表す問題です。

2. 解き方の手順

Pは三角形OABの内部の点であり、ANとBMの交点なので、Pは三角形OABの重心であることがわかります。
重心は、各中線を2:1に内分する点であるため、
OP\vec{OP}OA\vec{OA}OB\vec{OB}で表すことができます。
OP=13OA+13OB+13OO\vec{OP} = \frac{1}{3} \vec{OA} + \frac{1}{3}\vec{OB} + \frac{1}{3} \vec{OO} は明らかな間違いです。
線分ANを2:1に内分する点であるから、
OP=13OA+23ON\vec{OP} = \frac{1}{3} \vec{OA} + \frac{2}{3} \vec{ON}
NはOBの中点なので、ON=12OB\vec{ON} = \frac{1}{2}\vec{OB}
したがって、
OP=13OA+2312OB\vec{OP} = \frac{1}{3} \vec{OA} + \frac{2}{3} \cdot \frac{1}{2} \vec{OB}
OP=13OA+13OB\vec{OP} = \frac{1}{3} \vec{OA} + \frac{1}{3} \vec{OB}

3. 最終的な答え

OP=13OA+13OB\vec{OP} = \frac{1}{3} \vec{OA} + \frac{1}{3} \vec{OB}

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