二次方程式 $x^2 - 3kx + k + 6 = 0$ の一つの解が、もう一つの解の2倍であるとき、定数 $k$ の値を求める問題です。

代数学二次方程式解と係数の関係因数分解代入
2025/3/14

1. 問題の内容

二次方程式 x23kx+k+6=0x^2 - 3kx + k + 6 = 0 の一つの解が、もう一つの解の2倍であるとき、定数 kk の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

二次方程式の2つの解を α\alpha2α2\alpha とおきます。
解と係数の関係より、以下の2つの式が成り立ちます。
解の和: α+2α=3k\alpha + 2\alpha = 3k
解の積: α2α=k+6\alpha \cdot 2\alpha = k + 6
これらの式を整理すると、
3α=3k3\alpha = 3k より α=k\alpha = k
2α2=k+62\alpha^2 = k + 6
α=k\alpha = k2α2=k+62\alpha^2 = k + 6 に代入すると、
2k2=k+62k^2 = k + 6
2k2k6=02k^2 - k - 6 = 0
(2k+3)(k2)=0(2k + 3)(k - 2) = 0
したがって、k=32k = -\frac{3}{2} または k=2k = 2 となります。

3. 最終的な答え

k=32,2k = -\frac{3}{2}, 2

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