この問題は、縮図の作成とそれを用いたビルの高さの計算問題です。 (1) 直角三角形ABCの$\frac{1}{400}$の縮図を方眼紙に書く。 (2) 作成した縮図で辺ACの長さを測り、何cmになるかを求める。 (3) 縮図を用いてビルの高さを計算する。ただし、目の高さ1.4mを考慮する。

幾何学縮図相似三角比測量直角三角形
2025/3/15

1. 問題の内容

この問題は、縮図の作成とそれを用いたビルの高さの計算問題です。
(1) 直角三角形ABCの1400\frac{1}{400}の縮図を方眼紙に書く。
(2) 作成した縮図で辺ACの長さを測り、何cmになるかを求める。
(3) 縮図を用いてビルの高さを計算する。ただし、目の高さ1.4mを考慮する。

2. 解き方の手順

(1) 縮図の作成
* 実際の距離を縮図上の長さに変換するために、縮尺1400\frac{1}{400}を用います。
* BCの長さは20mなので、縮図上のBCの長さは 20m×1400=0.05m=5cm20m \times \frac{1}{400} = 0.05m = 5cm となります。
* 目の高さは1.4mなので、縮図上の目の高さは 1.4m×1400=0.0035m=0.35cm1.4m \times \frac{1}{400} = 0.0035m = 0.35cm となります。
* 方眼紙の1マスが1cmなので、BCの長さを5マス、目の高さを0.35マスとして、縮図を作成します。角度39°は分度器を使って書き込みます。
(2) 辺ACの長さの測定
* 作成した縮図上で、辺ACの長さを測ります。
* ものさし等を用いて長さを測り、約何cmになるかを確認します。
(目分量ですが、6cm程度になるかと思います。)
(3) ビルの高さの計算
* 縮図上のACの長さを実際の長さに戻します。測定したACの長さをx cmとすると、実際のACの長さは xcm×400x cm \times 400 となります。例えばAC = 6cmとした場合、6cm×400=2400cm=24m6cm \times 400 = 2400cm = 24mとなります。
* ビルの高さは、ACの長さに目の高さを足したものです。ビルの高さ = ACの長さ + 目の高さ。
* したがって、ビルの高さ = 24m + 1.4m = 25.4mとなります。

3. 最終的な答え

(1) 直角三角形ABCの1400\frac{1}{400}の縮図:方眼紙に図を描く(上記手順参照)。
(2) ①でかいた縮図では、辺ACの長さは約6cm
(3) ビルの高さは約25.4m

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