問題は3つあります。 * **問題4:** 三角形ABCにおいて、辺BCを3:4に内分する点をP、辺CAを2:3に内分する点をQとする。線分APとBQの交点をRとするとき、AR:RPとBR:RQを求める。 * **問題5:** 四角形ABCDは円に内接しており、点Aにおける円の接線をlとするとき、角BCDを求める。 * **問題6:** 次の図においてxの値を求める。 * (1) 直線lは円O, O'の接線 * (2) 直線ABは円の接線

幾何学幾何三角形内分点チェバの定理メネラウスの定理接弦定理三平方の定理方べきの定理
2025/4/17

1. 問題の内容

問題は3つあります。
* **問題4:** 三角形ABCにおいて、辺BCを3:4に内分する点をP、辺CAを2:3に内分する点をQとする。線分APとBQの交点をRとするとき、AR:RPとBR:RQを求める。
* **問題5:** 四角形ABCDは円に内接しており、点Aにおける円の接線をlとするとき、角BCDを求める。
* **問題6:** 次の図においてxの値を求める。
* (1) 直線lは円O, O'の接線
* (2) 直線ABは円の接線

2. 解き方の手順

* **問題4:** チェバの定理とメネラウスの定理を利用する。
* チェバの定理より、APPBBCCQQAAR=1\frac{AP}{PB} \cdot \frac{BC}{CQ} \cdot \frac{QA}{AR} = 1 が成り立つ。BPPC=34\frac{BP}{PC} = \frac{3}{4}よりBCBP=73\frac{BC}{BP}=\frac{7}{3}, CQQA=32\frac{CQ}{QA} = \frac{3}{2}なので、ARRP=7325=1415\frac{AR}{RP}=\frac{7}{3}\cdot \frac{2}{5} = \frac{14}{15}、したがって、AR:RP = 5:2
* 次に、メネラウスの定理より、BPPCCQQAARRB=1\frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} \cdot \frac{AR}{RB} = 1 が成り立つ。BPPC=34\frac{BP}{PC} = \frac{3}{4}, CQQA=32\frac{CQ}{QA} = \frac{3}{2} なので、BRRQ=179\frac{BR}{RQ} = \frac{17}{9}、したがって、BR:RQ = 3:1
* **問題5:** 円に内接する四角形の対角の和は180度である。また、接弦定理により、DAB=25\angle DAB = 25^\circである。
* 四角形ABCDは円に内接しているので、BCD=180BAD\angle BCD = 180^\circ - \angle BADである。
* また、BAD=BAC+CAD=BAC+42\angle BAD = \angle BAC + \angle CAD = \angle BAC + 42^\circである。
* 接弦定理より、BAC=25\angle BAC = 25^\circなので、BAD=25+42=67\angle BAD = 25^\circ + 42^\circ = 67^\circである。
* したがって、BCD=18067=113\angle BCD = 180^\circ - 67^\circ = 113^\circである。
* **問題6 (1):** 円O, O'の中心間の距離は6 + x/2。2つの円に外接する接線なので、三平方の定理を使う。
* 中心間の距離の2乗 = (6 - x/2)^2 + 6^2
* (6+x/2)2=(6x/2)2+36(6 + x/2)^2 = (6-x/2)^2 + 36
* 36+6x+x2/4=366x+x2/4+3636 + 6x + x^2/4 = 36 - 6x + x^2/4 + 36
* 12x=3612x = 36
* x=3x = 3
* **問題6 (2):** 方べきの定理を使う。
* AB2=ADACAB^2 = AD \cdot AC
* 62=x46^2 = x \cdot 4
* 36=4x36 = 4x
* x=9x = 9

3. 最終的な答え

* **問題4:** AR:RP = 5:2、BR:RQ = 3:1
* **問題5:** BCD=113\angle BCD = 113^\circ
* **問題6 (1):** x=3x = 3
* **問題6 (2):** x=9x = 9

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