データBの分散 $s_y^2$ と標準偏差 $s_y$ を求め、与えられた選択肢の中から標準偏差に最も近いものを選ぶ。データBは以下の通りです。 B: -2, -1, -1, 0, 1, 1, 1, 2, 2, 3

確率論・統計学分散標準偏差データ解析統計
2025/3/15

1. 問題の内容

データBの分散 sy2s_y^2 と標準偏差 sys_y を求め、与えられた選択肢の中から標準偏差に最も近いものを選ぶ。データBは以下の通りです。
B: -2, -1, -1, 0, 1, 1, 1, 2, 2, 3

2. 解き方の手順

まず、データBの平均 yˉ\bar{y} を計算します。
yˉ=2+(1)+(1)+0+1+1+1+2+2+310=610=0.6\bar{y} = \frac{-2 + (-1) + (-1) + 0 + 1 + 1 + 1 + 2 + 2 + 3}{10} = \frac{6}{10} = 0.6
次に、各データ点と平均との差の二乗を計算します。
(20.6)2=(2.6)2=6.76(-2 - 0.6)^2 = (-2.6)^2 = 6.76
(10.6)2=(1.6)2=2.56(-1 - 0.6)^2 = (-1.6)^2 = 2.56
(10.6)2=(1.6)2=2.56(-1 - 0.6)^2 = (-1.6)^2 = 2.56
(00.6)2=(0.6)2=0.36(0 - 0.6)^2 = (-0.6)^2 = 0.36
(10.6)2=(0.4)2=0.16(1 - 0.6)^2 = (0.4)^2 = 0.16
(10.6)2=(0.4)2=0.16(1 - 0.6)^2 = (0.4)^2 = 0.16
(10.6)2=(0.4)2=0.16(1 - 0.6)^2 = (0.4)^2 = 0.16
(20.6)2=(1.4)2=1.96(2 - 0.6)^2 = (1.4)^2 = 1.96
(20.6)2=(1.4)2=1.96(2 - 0.6)^2 = (1.4)^2 = 1.96
(30.6)2=(2.4)2=5.76(3 - 0.6)^2 = (2.4)^2 = 5.76
これらの二乗和を計算します。
6.76+2.56+2.56+0.36+0.16+0.16+0.16+1.96+1.96+5.76=22.46.76 + 2.56 + 2.56 + 0.36 + 0.16 + 0.16 + 0.16 + 1.96 + 1.96 + 5.76 = 22.4
分散 sy2s_y^2 を計算します。
sy2=22.410=2.24s_y^2 = \frac{22.4}{10} = 2.24
標準偏差 sys_y を計算します。
sy=2.241.49666s_y = \sqrt{2.24} \approx 1.49666
与えられた選択肢の中で、1.49666に最も近いのは1.50です。

3. 最終的な答え

変量yの分散 sy2s_y^2 は 2.24 である。また、標準偏差 sys_y は 1.50 である。

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