問題5:弧の長さが $4\pi$ cm、中心角が $60^\circ$ のおうぎ形の半径の長さを求める。 問題6:半径が6cm、弧の長さが $10\pi$ cm のおうぎ形の中心角の大きさを求める。

幾何学おうぎ形弧の長さ中心角半径
2025/3/15

1. 問題の内容

問題5:弧の長さが 4π4\pi cm、中心角が 6060^\circ のおうぎ形の半径の長さを求める。
問題6:半径が6cm、弧の長さが 10π10\pi cm のおうぎ形の中心角の大きさを求める。

2. 解き方の手順

問題5:
おうぎ形の弧の長さ ll は、半径 rr、中心角 θ\theta (度)を用いて、
l=2πr×θ360l = 2\pi r \times \frac{\theta}{360}
と表される。
問題文より、l=4πl = 4\pi cm、θ=60\theta = 60^\circ なので、
4π=2πr×603604\pi = 2\pi r \times \frac{60}{360}
4π=2πr×164\pi = 2\pi r \times \frac{1}{6}
4π=πr34\pi = \frac{\pi r}{3}
r=4π×3π=12r = 4\pi \times \frac{3}{\pi} = 12
問題6:
おうぎ形の弧の長さ ll は、半径 rr、中心角 θ\theta (度)を用いて、
l=2πr×θ360l = 2\pi r \times \frac{\theta}{360}
と表される。
問題文より、r=6r = 6 cm、l=10πl = 10\pi cmなので、
10π=2π×6×θ36010\pi = 2\pi \times 6 \times \frac{\theta}{360}
10π=12π×θ36010\pi = 12\pi \times \frac{\theta}{360}
θ360=10π12π=56\frac{\theta}{360} = \frac{10\pi}{12\pi} = \frac{5}{6}
θ=360×56=60×5=300\theta = 360 \times \frac{5}{6} = 60 \times 5 = 300

3. 最終的な答え

問題5:半径は 12 cm
問題6:中心角は 300 度

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