この二次方程式は因数分解または解の公式を使って解くことができます。今回は因数分解を試みます。
x2−x−870=0 を (x+a)(x+b)=0 の形に因数分解することを考えます。このとき、a+b=−1 かつ ab=−870 を満たす a と b を探します。 870を素因数分解すると、870=2×3×5×29 となります。 ab=−870 であり、a+b=−1 であることから、a と b は符号が異なり、絶対値が近いことが予想されます。 29×30=870 なので、a=29 かつ b=−30 とすると、a+b=29−30=−1 となり、条件を満たします。 したがって、x2−x−870=(x+29)(x−30)=0 と因数分解できます。 (x+29)(x−30)=0 より、x+29=0 または x−30=0 となります。 x+29=0 のとき、x=−29 x−30=0 のとき、x=30