まず、一般項を有利化します。
k+1+k1 の分母と分子に k+1−k をかけると、 k+1+k1=(k+1+k)(k+1−k)k+1−k=(k+1)−kk+1−k=k+1−k したがって、与えられた無限級数は、
∑k=1∞(k+1−k) となります。これは、部分和 Sn を考えると、 Sn=∑k=1n(k+1−k)=(2−1)+(3−2)+⋯+(n+1−n)=n+1−1 となります。これはtelescoping sumと呼ばれるものです。
次に、n→∞ の極限を考えます。 limn→∞Sn=limn→∞(n+1−1)=∞ 部分和の極限が無限大に発散するため、与えられた無限級数は発散します。