(1)
直円錐が半球に外接することから、r2+12=h2 が成り立つ。したがって、r2=h2−1 であり、r=h2−1 となる。ただし、h>1。 直円錐の表面積 S は、底面積 πr2 と側面積 πrr2+h2 の和である。 S=πr2+πrr2+h2 r2=h2−1 を代入して、 S=π(h2−1)+πh2−1h2−1+h2 S=π(h2−1)+πh2−12h2−1 (2)
S(h)=π(h2−1)+π(h2−1)(2h2−1) dhdS=π(2h)+π2(h2−1)(2h2−1)1(2h(2h2−1)+(h2−1)(4h)) dhdS=2πh+π(h2−1)(2h2−1)h(2h2−1)+2h(h2−1) dhdS=2πh+π(h2−1)(2h2−1)h(2h2−1+2h2−2) dhdS=2πh+π(h2−1)(2h2−1)h(4h2−3) dhdS=0 となる h を求める。 2h+(h2−1)(2h2−1)h(4h2−3)=0 2h=−(h2−1)(2h2−1)h(4h2−3) 2=−(h2−1)(2h2−1)4h2−3 2(h2−1)(2h2−1)=−(4h2−3) 4(h2−1)(2h2−1)=(4h2−3)2 4(2h4−3h2+1)=16h4−24h2+9 8h4−12h2+4=16h4−24h2+9 8h4−12h2+5=0 2u2−6u+5=0 u=46±36−40=46±−4 これは実数解を持たない. したがって, 別の方法で最小值を探す.
S=π(h2−1)+π(h2−1)(2h2−1) であり、 h=2 のとき、 r=2−1=1, S=π(2−1)+π(2−1)(4−1)=π+π3 4h2−3=−22h4−3h2+1 h2=3/2 のとき、 r=h2−1=3/2−1=1/2=21. したがって、S の最小値は 3π であり、h=2、r=1である。