関数 $y = x^2$ のグラフ上に点 $A(-1, a)$ と $B(2, b)$ があるとき、次の問いに答えます。 (1) $a$ と $b$ の値をそれぞれ求めます。 (2) 2点 $A$, $B$ を通る直線の式を求めます。 (3) $\triangle AOB$ の面積を求めます(ただし、$O$ は原点)。

代数学二次関数グラフ直線の式座標平面面積
2025/4/20

1. 問題の内容

関数 y=x2y = x^2 のグラフ上に点 A(1,a)A(-1, a)B(2,b)B(2, b) があるとき、次の問いに答えます。
(1) aabb の値をそれぞれ求めます。
(2) 2点 AA, BB を通る直線の式を求めます。
(3) AOB\triangle AOB の面積を求めます(ただし、OO は原点)。

2. 解き方の手順

(1) aabb の値を求めます。
A(1,a)A(-1, a)y=x2y=x^2 上にあるので、x=1x=-1 を代入すると、
a=(1)2=1a = (-1)^2 = 1
B(2,b)B(2, b)y=x2y=x^2 上にあるので、x=2x=2 を代入すると、
b=(2)2=4b = (2)^2 = 4
(2) 2点 A(1,1)A(-1, 1)B(2,4)B(2, 4) を通る直線の式を y=mx+ny = mx + n とおきます。
AA を通るので、1=m+n1 = -m + n
BB を通るので、4=2m+n4 = 2m + n
この2式を連立させて解きます。
4=2m+n4 = 2m + n
1=m+n1 = -m + n
上の式から下の式を引くと、3=3m3 = 3m より、m=1m = 1
m=1m = 11=m+n1 = -m + n に代入すると、1=1+n1 = -1 + n より、n=2n = 2
よって、求める直線の式は y=x+2y = x + 2
(3) AOB\triangle AOB の面積を求めます。
直線 ABAB の式は y=x+2y = x + 2 なので、yy 切片は (0,2)(0, 2) です。これを点 CC とします。
AOB=AOC+BOC\triangle AOB = \triangle AOC + \triangle BOC であり、線分 OCOC は共通の底辺となります。
線分 OCOC の長さは 22 です。
AOC\triangle AOC の高さは点 AAxx 座標の絶対値 1=1|-1| = 1 です。
BOC\triangle BOC の高さは点 BBxx 座標 22 です。
したがって、
AOB=12×2×1+12×2×2=1+2=3\triangle AOB = \frac{1}{2} \times 2 \times 1 + \frac{1}{2} \times 2 \times 2 = 1 + 2 = 3

3. 最終的な答え

(1) a=1a = 1, b=4b = 4
(2) y=x+2y = x + 2
(3) AOB=3\triangle AOB = 3

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