2017年と2018年の売上高の差が800万円であるとき、2018年の売上高をグラフから推定する問題です。

応用数学売上高成長率方程式数値計算グラフ
2025/4/20

1. 問題の内容

2017年と2018年の売上高の差が800万円であるとき、2018年の売上高をグラフから推定する問題です。

2. 解き方の手順

まず、グラフから2017年と2018年の売上高の対前年比を読み取ります。
* 2017年の売上高成長率は16.0%
* 2018年の売上高成長率は4.0%
2017年の売上高を xx とすると、2018年の売上高は yy とおくと、
yx=800y - x = 800 万円
x(1+0.16)=x×1.16x(1+0.16) = x \times 1.16 が2017年の売上高
y(1+0.04)=y×1.04y(1+0.04) = y \times 1.04 が2018年の売上高
この問題の場合、2017年の売り上げを基準に考えると、2017年の売上高をxxとすると、2018年の売上高はxxより800万円少ないので、x800x-800万円となる。
2017年は前年比16%なので、前年の売上高をzzとすると、x=1.16zx=1.16zとなる。
2018年は前年比4%なので、前年の売上高をxxとすると、x800=1.04xx-800=1.04xとなる。
グラフから売上高の差が800万円であると読み解くことができます。
2017年の売上高を仮にAA、2018年の売上高をBBとすると、AB=800A-B=800万円となります。
ここで選択肢から近いものを選びます。
* 1億200万円の場合、2017年は1億200万円+800万円=1億1000万円となり、成長率を考えると不自然です。
* 2億400万円の場合、2017年は2億800万円となり、成長率を考えると不自然です。
* 2億800万円の場合、2017年は2億8800万円となり、成長率を考えると不自然です。
* 4億円の場合、2017年は4億800万円となり、成長率を考えると少し大きい気がします。
* 4億800万円の場合、2017年は4億8800万円となり、成長率を考えると少し大きい気がします。
おおよその計算を行います。
2018年の売上高をxxとすると、
2017年の売上高はx+800x+800万円となる。
それぞれの売上高は前年比で増加しているので、2016年の売上高をzzとすると、
x+800=1.16zx+800 = 1.16z
x=1.04(1.16z/1.16)x = 1.04(1.16z/1.16)
x=1.04zx = 1.04z
x+800=1.16zx+800 = 1.16z
x+800=x×1.16/1.04x+800 = x \times 1.16/1.04
x+800=1.115xx+800 = 1.115x
800=0.115x800 = 0.115x
x=800/0.115=6956x = 800/0.115 = 6956 万円
この計算だと7000万円程度になるので、選択肢にないため、別の計算をする。
2017年の売上高をxxとすると、2018年の売上高はx800x - 800万円となる。
グラフより、x=x0(1+0.16)x = x_0 * (1+0.16), x800=y0(1+0.04)x - 800 = y_0 * (1+0.04).
ここでx0x_0は2016年の売上高、y0y_0は2017年の売上高。
2017年と2018年の売上の差が800万円なので、2018年の売上を基準に考える
2018年の売り上げの成長率は4%なので、2018年の売上をxとすると、x=4億円とすると、
2017年の売り上げは4億800万円となる。
このとき、差額は800万円。
2017年の成長率は16%なので、2016年の売上は4.08/1.16=3.514.08/1.16=3.51億円程度。

3. 最終的な答え

4億円

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