九九表のすべての数を素因数分解し、九九表の数がどのような数の積で表されるか考察する問題です。

数論素因数分解九九表整数の性質素数
2025/4/20

1. 問題の内容

九九表のすべての数を素因数分解し、九九表の数がどのような数の積で表されるか考察する問題です。

2. 解き方の手順

まず、九九表のすべての数(1から81までの整数)をリストアップし、それぞれを素因数分解します。
九九表は、1 x 1 から 9 x 9 までの掛け算の結果を表しています。
それぞれの数について、素因数分解を行い、含まれる素数を調べます。
九九表の数に含まれる素数に注目します。
九九表の数を素因数分解した結果を観察し、どのような数の積で表されるか考察します。
九九表に出てくる数を素因数分解すると以下のようになります。
1 = 1
2 = 2
3 = 3
4 = 222^2
5 = 5
6 = 2 x 3
7 = 7
8 = 232^3
9 = 323^2
10 = 2 x 5
12 = 222^2 x 3
14 = 2 x 7
15 = 3 x 5
16 = 242^4
18 = 2 x 323^2
20 = 222^2 x 5
21 = 3 x 7
24 = 232^3 x 3
25 = 525^2
27 = 333^3
28 = 222^2 x 7
30 = 2 x 3 x 5
32 = 252^5
35 = 5 x 7
36 = 222^2 x 323^2
40 = 232^3 x 5
42 = 2 x 3 x 7
45 = 323^2 x 5
48 = 242^4 x 3
49 = 727^2
50 = 2 x 525^2
54 = 2 x 333^3
56 = 232^3 x 7
60 = 222^2 x 3 x 5
63 = 323^2 x 7
64 = 262^6
70 = 2 x 5 x 7
72 = 232^3 x 323^2
81 = 343^4
上記の素因数分解の結果から、九九表の数は、素数2, 3, 5, 7 の積で表されることがわかります。

3. 最終的な答え

九九表の数は、2, 3, 5, 7 の素数の積で表されます。

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