まなぶさんは、湖の周りにある1周12kmの遊歩道を歩いた。最初は時速3kmで歩き、途中で24分間休憩し、その後は時速5kmで歩いたところ、1周するのに4時間かかった。休憩地点は出発点から何kmのところか。

代数学速さ方程式連立方程式距離時間文章題
2025/3/16

1. 問題の内容

まなぶさんは、湖の周りにある1周12kmの遊歩道を歩いた。最初は時速3kmで歩き、途中で24分間休憩し、その後は時速5kmで歩いたところ、1周するのに4時間かかった。休憩地点は出発点から何kmのところか。

2. 解き方の手順

まず、休憩時間を時間に換算する。24分は 24/60=0.424/60 = 0.4 時間。
次に、時速3kmで歩いた時間を xx 時間、時速5kmで歩いた時間を yy 時間とする。
全体の所要時間は4時間なので、x+0.4+y=4x + 0.4 + y = 4 が成り立つ。
整理すると、x+y=3.6x + y = 3.6
次に、歩いた距離に関する式を立てる。時速3kmで xx 時間歩いた距離は 3x3x km、時速5kmで yy 時間歩いた距離は 5y5y km。一周の距離は12kmなので、3x+5y=123x + 5y = 12 が成り立つ。
二つの式を連立させて解く。
x+y=3.6x + y = 3.6 より x=3.6yx = 3.6 - y
これを 3x+5y=123x + 5y = 12 に代入すると、
3(3.6y)+5y=123(3.6 - y) + 5y = 12
10.83y+5y=1210.8 - 3y + 5y = 12
2y=1.22y = 1.2
y=0.6y = 0.6
x=3.6y=3.60.6=3x = 3.6 - y = 3.6 - 0.6 = 3
したがって、時速3kmで3時間歩いたことになる。
休憩地点は、出発点から 3×3=93 \times 3 = 9 km のところ。

3. 最終的な答え

9 km

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