$t$ を $0$ でない実数の定数とする。2つの2次方程式 $x^2 - 3tx - 6t = 0$ と $tx^2 - x + 2t = 0$ が共通の実数解をもつとき、共通の実数解 $x$ と $t$ の値を求めよ。
2025/4/21
1. 問題の内容
を でない実数の定数とする。2つの2次方程式 と が共通の実数解をもつとき、共通の実数解 と の値を求めよ。
2. 解き方の手順
共通解を とすると、以下の2つの式が成り立つ。
(1)
(2)
(1) - (2)×t を計算すると、
(1)×t - (2) を計算すると
これを(2)に代入すると、
両辺に をかける
なので
が解である。
の判別式は なので実数解を持たない。
よって
3. 最終的な答え
共通の実数解は であり、 である。