各項の分母を有理化します。一般項は 2n+1+2n−11 です。 2n+1+2n−11=(2n+1+2n−1)(2n+1−2n−1)2n+1−2n−1 =(2n+1)−(2n−1)2n+1−2n−1=22n+1−2n−1 したがって、級数の第n項までの部分和 Sn は次のようになります。 Sn=k=1∑n2k+1+2k−11=k=1∑n22k+1−2k−1 =21k=1∑n(2k+1−2k−1) これは望遠鏡和(telescoping sum)なので、次のように書き下すことができます。
Sn=21[(3−1)+(5−3)+(7−5)+⋯+(2n+1−2n−1)] =21(2n+1−1) 無限級数の和は、部分和の極限として求められます。
S=n→∞limSn=n→∞lim22n+1−1 n が無限大に近づくと、2n+1 も無限大に近づきます。したがって、 S=n→∞lim22n+1−1=∞