問題は、与えられた無限級数の収束・発散を調べ、収束する場合はその和を求める問題です。具体的には、以下の2つの級数について考えます。 (1) $\frac{1}{1 \cdot 3} + \frac{1}{3 \cdot 5} + \dots + \frac{1}{(2n-1)(2n+1)} + \dots$ (2) $\frac{1}{\sqrt{3} + 1} + \frac{1}{\sqrt{5} + \sqrt{3}} + \dots + \frac{1}{\sqrt{2n+1} + \sqrt{2n-1}} + \dots$
2025/4/22
1. 問題の内容
問題は、与えられた無限級数の収束・発散を調べ、収束する場合はその和を求める問題です。具体的には、以下の2つの級数について考えます。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1) 第n項 を部分分数分解します。
とおくと、 となります。
のとき、 より 。
のとき、 より 。
よって、 となります。
第n項までの部分和 を求めます。
のとき、 の極限を求めます。
(2) 第n項 を有理化します。
第n項までの部分和 を求めます。
のとき、 の極限を求めます。
3. 最終的な答え
(1) 収束し、和は です。
(2) 発散します。